こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
このブログをお読みの方は、
治療院の院長や
代表の方が多いですが、
お勤めの施術者さんも
いらっしゃいます。
お勤めの方は普段、あまり
税金のことなどは意識せずに
働いていると思いますが、
所得税、住民税、社会保険料など
色々と給与明細から
引かれています。
ただ、何となく
「毎月色々引かれて、
手取りが少ないなぁ~」
程度は感じていると思いますが、
実際に収入の何%程度払って
いくら引かれているかの
詳細まで把握している人は
ほとんどいないと思います。
なので、ここで
月給30万円の施術者が
どれだけ引かれているかを
確認しましょう。
——————————
◆月給30万円の施術者の明細
・収入(300,000円)
・控除されるもの
(給与から引かれるもの)
厚生年金 :27450円
健康保険等:17730円
雇用保険 : 1800円
所得税 :11600円
住民税 :12500円
合計 :71080円
手取り:22万8920円
——————————
30万円の月収の場合は、
ザックリ7万円程度
引かれたものが
手取り額となります。
一方、月給30万円の施術者に
手取り:22万8920円
を支払うために、
会社側も施術者が
控除されるものと
同等の金額を
国に支払っています。
——————————
◆月給30万円の施術者に給与を
支払う会社側の明細
・支出(300,000円の給与)
・会社側が負担する金額
(会社が国に支払うもの)
厚生年金 :27450円
健康保険等:17730円
雇用保険 : 2850円
労災保険 : 900円
子育て拠出金:1080円
合計 : 50010円
総支払額:35万0010円
——————————
”35万も”支払っている会社側と
”22万しか”受け取っていない
施術者の間で
色々な思惑が
交錯するわけです^^
税金や社会保険に関しては
経営者とお勤めの方では
意識が全然違うと思うので、
毎月お渡ししている
給与明細に、
厚生年金 :27450円
健康保険等:17730円
雇用保険 : 2850円
労災保険 : 900円
子育て拠出金:1080円
合計 : 50010円
という会社負担額も
明記するのも良いと思います。
さて、お給料を貰う中で
色々と引かれるものは多いですが、
消費税や所得税や住民税などは
テレビや新聞などで大々的に
取り上げられることが多いですが、
その他の部分については
あまり報道されることが
ありません。
少子高齢化社会の
日本においてはこれから
すべての税金を増やしていく事に
なるでしょう。
しかし、
所得税や住民税や消費税などを
上げるとなると
テレビや新聞などで大々的に
取り上げられて
反対意見も多数上がって
色々と国としても大変です。
一方で、
厚生年金 :27450円
健康保険等:17730円
雇用保険 : 2850円
労災保険 : 900円
子育て拠出金:1080円
税という名目はつかない物の
実質的には強制的に支払う
社会保険(税)は
知らない間に
どんどん上がっています。
今後も高齢の方の生活や
医療の面倒を見るために、
現在は、
厚生年金 :27450円
健康保険等:17730円
雇用保険 : 1800円
ですが、これはもっと
上がっていく事でしょう。
更に、子供を増やして子育てを
支援していく為に
子育て拠出金:1080円
なども、更に
上がって行くでしょう。
そしてさらに、今のように
物価の上昇(インフレ)が始まって、、
もらえるお金は変わらないのに、
出ていくお金だけが増えていくので
サラリーマン・OLの立場の方は
更に悪循環になってしまいます。
今からしっかりと
ステルス増税されている内容を
把握して、対策を
練りたいものですよね。