早期退職者が抱える先が見える不安

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

日、お勤めの会社を早期退職して
訪問マッサージ事業での
起業をお考えの方と
個別でお話しさせて頂いていました。

ここ最近、大手企業の早期退職
関するニュースが
続々と出ています。
例えば、、、

【資生堂 早期退職を1500人募集】

【ヨーカ堂
 早期退職700人規模応募】

【オムロン、
 国内外で2000人削減】

【ワコール、
 早期退職に215人応募】

【ソニーゲーム子会社900人削減】

などなど。

他にも数多くありますが、
世の中では人手不足で
悩む会社が多くある中で、
退職金など上乗せするから
早く人手を減らしたいという企業も
大企業を中心に
増えているようです。

かつて、大手企業の
サラリーマンといえば
「安定の象徴」と
言われたものでしたが、
コロナの影響で
状況が一変しました。

早期退職
選択せざるを得ない方も
いらっしゃるでしょう。

ただ、今までは安定して
月収40万円の給料と
夏と冬にはボーナスが
支給されていましたが
それが無くなってしまい、
ゼロからのスタートとなると、
「将来に対して不安を感じる」
部分も大きいと思います。

なぜ、
「将来に対して不安を感じる」
かというと
自分の未来が見えないからです。

でも、自分の未来が
見えないってことは
反面「期待」も
あると思うんですよね^^

実は、
見える」ことのほうが、
見えない以上に
不安であると言われています。

例えば、サラリーマンとして
会社に新卒入社し、
最初は社会の
常識や仕事の内容など
右も左も分からないような状況で、
最初は追いつくのに
必死になります。

しかし、10年、
20年と経過すると
仕事にも余裕が出てきて、
周囲が見えるようになります。

サラリーマンを
20年以上経験して
45歳になっていた場合、

「10年後、
 自分が55歳になるとこの
 上司みたいな感じかな…」

「多分、年収はこれくらいだな。
 娘の教育費払えるかな…」

といったことが
見えてきます。

自分の将来を
そのモデルとなる人と
重ね合わせた時に、
ある意味、未来は
すでに見えているワケです。

もちろん、
自分自身の努力次第で
未来は切り開いていけますので、
「自分が必ずしも
 そうなるとは限らない」
ということもあり得るでしょう。

けれど、同じ会社に勤めて
同じ人事制度、
同じキャリア制度の中で
今いる道を歩き続けていれば、
いずれそれは現実のものとなる
可能性が極めて高いでしょう。

「狂気とは即ち、
 同じことを繰り返し行い、
 違う結果を期待すること」

というコトバがあるように、
もし、心の底から
「自分はそうはなりたくない」と
思うのであれば
違う道を行くしかありません。

僕が現在、こうして
独立起業を
果たすことができたのも、
意図的に歩いている道を
変更したからです。

独立起業して
20年近く経過しましたが、
今も、自分の将来はわかりません^^

そもそも、大企業の
サラリーマンではありませんので、
10年後、20年後を
予想するのは困難です。

けれど、10年後、
20年後が見えないからこそ、
明るい未来にするために
試行錯誤して色々な
施策を打ったりしています。

だから、未来が
見えないから不安というよりも、
見えない未来に
ワクワクしています^^

が見えない」ということは、
裏を返せば
「それだけ可能性がある」
っていうことですからね。