子供じゃないけど食べたい!「大人様ランチ」

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

子供が中学生になったので
ファミレスなどに行った際に
お子ランチを注文することも
なくなってしまいました。

ただ、大人になった今でも
”お子ランチ”って
食べたくなる時、
ありませんか?

ハンバーグ、エビフライ、
オムライス、プリンなど
大好きな食材が
一つのお皿に盛りつけられている
お子ランチって魅力的ですよね。

でも、お子ランチ
小学生までしか食べられません。

年齢制限のないお子ランチのような
メニューって
ありそうでなかったのですが
大人でも大好きな食材を一皿に盛った
大人向けのお子ランチ
いわゆる
大人ランチ
都内のレストランで頂きました^^

この「大人ランチ」のように
新サービスや新規事業を
立ち上げる際に使うのが
『逆張り発想』です。

簡単に言えば、
世の中が右なら左、
世の中が左なら右に行くという
戦略です。

例えば、

大人向け ←→ 子供向け

高齢者向け ←→ 乳幼児向け

高血圧な方向け ←→ 低血圧な方向け

女性向け ←→ 男性向け

痩せてる人向け ←→ 太っている人向け

などなど。

世の中に多くある逆を考えるわけです。

例えば、
世の中にはスポーツ系の
ジムは沢山ありますが、
多くのジムは、
「ジムに来て、痩せましょう!」
というアピールをします。

ジムに通うお客さん多くも、
「痩せてキレイになりたい
と考えています。

しかし、ここで大事なのが
『逆張り発想』です。

痩せたいとの逆は何かというと、
太りたいになります。

「世の中に、太りたい
 思っている人なんているのか?」

と思われるかもしれませんが、
実は存在します。

「もっと太って
 健康的な見た目になりたい

「ヒョロヒョロの身体ではなく、
 もっと肉をつけたい

「100kg以上を常にキープしたい

などのニーズはあるのです。

その太りたい人を調べていき、
ニーズがあることを発見できたら、
そのための
商品サービスを開発します。

これが逆張りの
ビジネスアイデア発想法です。

「太りたい人なんかいるわけない!」
で終わるのではなく、
しっかりニーズをリサーチすることで
意外にも新サービスの
種が眠ってたりします。

訪問鍼灸マッサージの現場においても、
施術を受けている
患者さんやご家族さんは、

「在宅のリハビリを頑張って、
 歩けるようになりたい!」

「5年前の元気なお父さんの姿に
 戻ってほしい!」

と考えている方がいます。

施術者としても、

「痛みを取って、治ってほしい」

「元気に歩けるようになってほしい」

と思って定期的な施術に入ります。

しかし、ここで大事なのが
『逆張り発想』です。

全員が全員、

・治りたい

・歩けるようになりたい

・元気になりたい

そう思っているのか?

「世の中に、治りたくない
 思っている人なんているのか?」

と思われるかもしれませんが、
実は存在します。

「私は、97歳よ!今さら
 リハビリで元気になってもさぁ・・・」

「お父さんが歩けるようになったら困るわ!
 夜中に家を出て徘徊し、
 警察のお世話になるかもしれないので」

などと思っている方は一定割合います。

そういったニーズに
どう対応するか?

是非、自分の頭や感覚を疑い、
常識外の発想を持ってみてください。