こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
先日、当協会の会員さん限定で
30名の先生に
集まっていただいたのですが、
ある地方都市で訪問マッサージの
活動をされている、ひとり先生で、
「1日に平均19人の施術」をしており、
”月商140万超”という方が
いらっしゃいました。
僕も現役バリバリのときは
1日に13人位まで
施術をしたことがありましたが
1日19人となると未知の世界です。
しかも、
朝から晩まで施術をして
夜の21時から
深夜にかけての事務作業、
ケアマネやドクターへの報告書の作成、
セミナーなどにも参加して、
家族(奥様とお子様が3人)も
大切にするという
ハードワークぶりです。
さすがに体力の限界ではないかと
思ってしまうほどの状況です。
おそらく、こんな限界状態の中、
訪問マッサージが続けられるかどうか
不安だという方も少なくないと思います。
しかし、独立開業して最初のうちは
「もう、これ以上は無理・・・」
というぐらい忙しくなる時期を
体験しておくことは非常に大切です。
この体験をすることで、そこから
徐々に仕事の効率が
上がっていきますので、
心配せずに進んでください。
僕の起業当初に
机の前に貼っていた言葉で
「死ぬ気でやれ!どうせ死なないから!」
というものがありました。
ブラック企業に雇われて嫌な仕事を
残業代無しという中で
強制的にやらされるのは
厳しいですが、
自分で起業して、自分の目標が明確な時には、
死ぬ気で働いても、
そこまでツラくないですし、
簡単に死んだりしません^^
たまに、
「患者さんが少ないので、
なかなかやることがなくて・・・
空き時間はツイツイ関係ないことして
遊んじゃうんですよね・・・
という鍼灸マッサージ師がいますが、
そんな事を言っていたら、
確実に廃業を迎えます。
何をやればいいか
分からないから何もしないというより
空回りでも良いので、毎日行動をし続けて
あえて忙しくするほうが良いと思います。
特に、独立開業した立ち上げの時期に
時間に余裕があるというのはあり得ません。
やれることをすべてやっていたら、
時間が足りないのが普通です。
とにかく最初は限界までやりましょう。
それが成功のプロセスの一部です。
たくさんの数をこなしていくうちに、
訪問マッサージの仕事の効率も
経営的な勉強の効率も高まってきます。
多くの量をこなしていく中で、
自分の中での向き・不向きや、
自分にとって
良い仕事・悪い仕事がわかってきます。
そして、訪問マッサージ・訪問鍼灸の中でも
自分が最も得意で最も
利益率の高い部分が見えてきます。
そして、不得意で断った方が
良い仕事も見えてきます。
最初は無理だと
思っていた仕事の量も
必死でやれば
なんとか間に合ったという事は
多く体験すると思います。
仕事の効率は、こうやって限界を
体験したときに最も高まります。
逆にいえば一度は
もう無理という状況を
体験してみないと体が慣れてきません。
そして限界を超えて、
ただ効率化するだけでは
無理だという時期が来たときは
そろそろ働き方を
考えるタイミングかもしれません。
自分でやらなくても大丈夫な仕事は
他人に任せたり、次のステージに
登るサインなのかもしれません。
それまでは、
あえて限界に挑戦してみてください^^
自分の限界が思ったより先に
あることに驚くかもしれません。