こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
三が日も今日が最後ですね。
僕は朝からひとり、
静かなオフィスで
考える時間を作っています。
長期の休暇は、
普段目の前の業務に追われて
後回しにしてしまうことに取り組む
大切なチャンスです。
ところで、こんなことを
感じたことはありませんか?
「目の前の仕事を片付けるだけで精一杯」
「いつかやろうと
思ったことが先延ばしになる」
「気づいたら
毎日があっという間に過ぎていく」
実は私たちの時間の使い方は、
「7つの習慣」
(著:スティーブン・R・コヴィー)の
4領域で分類できると言われています。
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◆第1領域:緊急かつ重要
・患者さんからのクレーム
・スタッフがインフルエンザで欠勤
◆第2領域:緊急ではないが重要
・5年後の準備や計画
・人間関係づくり
・新規事業の企画立案
◆第3領域:緊急だが重要ではない
・知人からの突然の電話
・どうでも良い内容のLineやメッセージ
◆第4領域:緊急でも重要でもない
・テレビとyoutubeのダラ見
・雑用、時間の無駄遣い、噂話など
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世の中の多くの方は、
第1、第3、第4領域だけで
24時間を使いきってしまいます。
しかし、本来であれば
院長である僕たちがやるべきことは
第2領域の『緊急ではないが重要なこと』です。
自分の人生において
『緊急ではないが重要なことは何か?』
を考える時間を作る事です。
例えば、あなたの人生や事業において、
「5年後、10年後を見据えた準備や計画」
を考える時間を
意識的に取っていますか?
日常業務の中では、
第1領域が優先され、
帰宅後には第4領域でリフレッシュし、
結果的に第2領域を
見過ごしてしまうことが多いものです。
このため、
第2領域を考えるためには、
意図的に「時間」と「環境」を
確保する必要があります。
忙しい日々の中では
長期的な視点を持つのは難しいですが、
経営者には「暇力」が必要だと考えています。
暇であることは
悪いことではなく、むしろ、
次のステップを創り出すための
余白と言えるでしょう。
立ち上げ期には
全力で動くことが求められますが、
事業が軌道に乗った今、
なお「動くこと」に
価値を置き続けるのは
考え直す時期かもしれません。
2025年度、
ぜひ「暇力」を磨いて、
未来を創る時間を意識的に持ちましょう。
脳と時間に余白を持たせることで、
次の一手が見えてくるはずです。