青学大優勝から学ぶ「夫婦二人三脚」の重要性

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

お正月と言えば箱根駅伝です。
青山学院学が
箱根駅伝で2年連続、
そして通算8度目の
総合優勝を果たしました。

このニュースは
多くの人に感動を与えたと思いますが、
僕が特に印象に残ったのは、
原晋監督とその奥様、美穂さんの姿でした。

優勝を決めた後、
選手たちが原監督を胴上げし、
さらに美穂さんも
胴上げされる場面がありました。

このシーンには、
監督としての原さんだけでなく、
支える側である美穂さんの存在が、
いかにチームにとって重要だったかが
映し出されていたように感じました。

これは、私たちのような小規模な
訪問治療院の経営にも
通じる話ではないでしょうか?

開業当初は夫婦二人で
スタートする方も多いです。
旦那さんが施術、
奥さんが裏方(レセプト作成など)で
運営しているケースは今も多く存在します。

院長である
ご主人が施術に集中できるのも、
影で奥様が支えているからこそ、
というケースは少なくないはずです。

青学の原監督が
選手たちを率いる一方で、
美穂さんは寮母として
選手の生活面を支えてきました。

食事やメンタルケアなど、
見えないところでのサポートが、
選手たちが安心して競技に専念するための
きな支えとなっていたのです。

訪問治療院でも同じように、
経営者のパートナーが受付や経理、
スタッフの相談役などを担うことで、
院長(経営者)が現場での治療や
経営戦略に集中できる環境を
作り出している例がたくさんあります。

美穂さんは
「終わりを迎える準備も必要」
とも語っていました。

これは、
どんなに順調な経営でも、
次のステージや新たな挑戦に向けた
準備が必要だという教訓とも取れます。

訪問治療院経営でも、
院長先生の高齢化などで、
いずれ後継者にバトンタッチする時期や、
新たな事業展開を
考えるタイミングがやってきます。

その時に、
パートナーと共に話し合い、
計画を立てておくことで、
スムーズな移行が可能になるでしょう。

青学はメディアなどの
露出も多い原監督が有名ですが、
今回の青学優勝の陰には、
選手たちや監督だけでなく、
寮母として選手たちを
支えた美穂さんの存在がありました。

ひとり治療家の方も、
自分一人ですべてやっているのではなく、
自分を支えるパートナーや
家族の力が経営成功の
きな要因であることに気づかされます。

ぜひ、この機会に
ご自身の治療院経営を振り返り、
支えてくれる家族やスタッフへの
感謝を新たにするとともに、
未来への準備について
考える時間を取ってみてはいかがでしょうか

訪問治療院経営も
二人三脚でこそ、
さらなる高みを目指せるかなって思います。