倒産過去最多の時代の生き残り術

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

2025年が始まりましたが、
さまざまな業種で
倒産のニュースが相次いでいます。

例えば、

・介護事業者の倒産最多
 人手不足や
 物価高騰・報酬改定で…
 小規模なほど経営苦しく

・「焼肉店」倒産 過去最多45件
 大手チェーンと競合、街の焼肉店が息切れ

・「ラーメン店」倒産
 前年比3割超の急増 過去最多を大幅更新 
 ラーメン店の3割が「赤字」経営、
 原材料コスト高が痛手

・「ドライバー不足」深刻
 タクシー業の倒産・廃業82件、
  過去最多「人手不足」での倒産目立つ
 燃料費高騰も経営に追い打ち

・学習塾倒産過去最多に!
 予備校「ニチガク」破産は氷山の一角? 

・“農業” 倒産過去最多の87件…
 負債総額192億6000万円 
 負債10億円以上の大型倒産7件と前年の2倍

・脱毛サロンの倒産
 被害者は2年超で約27万人
 経営の透明化と
 クレジット被害の保護が急務に

・「経営のプロ」
 経営コンサルの倒産過去最多 
 顧客ニーズの高度化と
 求められる専門性、淘汰が加速

などなど。

どれだけ、倒産するんだ!
というニュースが並んでいます。

最後の、「経営のプロ」の
経営コンサルが倒産っていうのは
ちょっと笑ってしまいましたが、
焼肉店、学習塾、
介護事業者、タクシー業界、
さらには農業や飲食業など、
どの業界も経営が厳しいようです。

業種業界によって
倒産の原因は様々ですが
次の3つは、どの業界でも
共通要因であると考えられます。

1. 人手不足の深刻化

どの業界も共通して抱える課題は
「人材不足」です。
介護事業者や
タクシー業界では特に顕著で、
訪問マッサージ業界も例外ではありません。

高齢化社会が進む中、
需要は増加しているのに対し、
者の確保が難しくなっています。

また、働きやすい環境や
待遇の改善が急務ですが、
これにはコストが伴い、
特に小規模治療院は
その対応が難しい状況です。

組織拡大を目指して、
者の確保と定着をするには、
研修制度の充実や働きやすい
職場環境の提供が欠かせません。

具体的には、
フレックスタイム制の導入や、週休3日制度、
者同士が情報を
共有できるコミュニケーションツールの
活用などが効果的です。

2. 物価高騰とコスト負担

燃料費や原材料費の高騰が
経営を圧迫しています。

農業や飲食業界が
その影響を大きく受けているように、
訪問マッサージ業界も例外ではありません。

移動に必要なガソリン代や
消耗品の価格上昇が続けば、
利益率がさらに
圧縮される可能性があります。

そのため、効率的なルート設定や
コスト削減の工夫が求められています。

3. 経営の高度化と顧客ニーズの変化

現代の消費者は、より高度で
専門的なサービスを求めています。
経営コンサルタント業界での
淘汰が進んでいるように、
訪問マッサージ業界でも
同様の流れが始まっていくでしょう。

のスキル向上はもちろんのこと、
患者さんの情報管理の
デジタル化やオンライン対応など、
サービス全体の
クオリティを高めることが必要です。

訪問マッサージ業界の
需要(高齢者)は確実に存在しますし、
確実に増えていきます。

この機会をプラスに変えるには、
課題を正しく認識し、
一つ一つ対応策を

講じていくことが大切です。

共に乗り越えましょう!