十二支物語に学ぶ、知恵と工夫の力

こんにちは。
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

この時期になると、
よく子どもが
「ねー、うし、とら、うー、
 たつ、み、うま、ひつじー♪」
と歌っていたのを思い出します。

今回は、
少し昔話を取り上げながら、
仕事に役立つ考え方を
共有したいと思います。

あなたは、
十二支物語
ご存じでしょうか?

ほとんどの方が、
「一度は聞いたことがある」
のではないかなと思います。

実はこのお話には、
現代の仕事にも活かせる
大切な教訓が隠されています。

十二支物語は、
簡単に言うと、

昔、神様が動物たちに
「元日の朝、挨拶に来た順番で
 12年の守り神にしてあげよう」
と伝え、足の速い動物たちは
自信満々で競争に挑みますが、
小さなねずみは足が遅いことを悩んでいた。

そこでねずみは考え、
優しくて持ちの牛の背中に
乗せてもらい、元日の朝、
牛が一番に神様のもとに到着したが、
ゴール直前で
ねずみが牛の背中から飛び降り、
神様に一番最初に挨拶をした。

こうしてねずみが1位になり、
次に牛、その後は虎、うさぎ…と続いて
十二支が決まったというお話です。

この物語が教えてくれるのは
知恵工夫があれば、
 弱点を補い成果を出せる」
ということです。

これを仕事の場合に置き換えると、

私たちも、仕事で
「どうしても苦手な部分」や
「他の人に比べてハンデだ」
と感じることがあるかもしれません。

そんな時、十二支のねずみのように
工夫をすること」で
状況を大きく変えられるかもしれません。

例えば、ある治療院のオーナーさんは、
人と話すのが得意ではなく、
集患でのコミュニケーションに悩んでいました。

しかし、その治療院のオーナーさんは
自分にできることを考え抜いた結果、
「営業資料のクオリティを誰よりも高くする」
という戦略を選びました。

結果、その治療院のオーナーさんは、
ケアマネさんや御家族、患者さんから
色々とご質問されるようになり、
どこの資料よりもわかりやすいと
評価されるようになりました。

その治療院のオーナーさんは、
ねずみのように、
「自分の弱みを補う方法」
見つけたと言えます。

十二支物語が教えてくれるのは、
ただ努するだけではなく
「自分に合った方法で
 賢く工夫すること」の大切さです。

自分が得意なことや、
周りのをどう借りられるかを考えれば、
きっと新しい可能性が見えてくるはずです。

みなさんもぜひ、
自分自身やチームの課題を見つめ直し、
知恵工夫」で
新しい解決策を探してみてくださいね。

ねずみのように、
足の速さだけでは
勝てない場面があるように、
仕事でも工夫次第で
結果が変わることがあります。

困難に直面したときこそ、
自分らしい解決策を考えるチャンスです!