こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
最近、銭湯って行ったことありますか?
知人のマッサージ師が、
その銭湯の空きスペースに
ベッド一台置かせてもらって
そこで施術して稼いでいるんですよね~。
お客さんからは5000円貰って、
銭湯には場所代として500円/人払って、
手取りは4500円。
1日に4人程度施術すれば日給2万程度、
週3日くらいでやっているそうなので
そこそこ儲かっているみたいです^^
今、スーパー銭湯や
大型スパ施設が増える一方で、
昔ながらの一般銭湯は
年々数を減らしています。
その理由の一つが「制約の多さ」。
一般銭湯は、
現在も唯一残る「物価統制令」の対象で、
入浴料金は都道府県ごとに決められています。
東京都なら
大人(12歳以上の者)550円
と決まっているんですね。
つまり、勝手に値上げはできない。
設備にも細かな基準があり、
自由に何でもできるわけではない。
一見すると、かなり不利な条件ですよね。
でも、
「制約があるからこそ、
どう面白くするかを考える。
その制約が、むしろ
クリエイティブにつながっている」
そう捉えることも出来ますよね。
イベント風呂をやったり、
地域と連携した企画を考えたり。
料金で勝負できないからこそ、
「“体験”や“物語”で選ばれる銭湯が
生き残っている」
という話でした。
これ、訪問治療院にも
そのまま当てはまると思いませんか?
訪問治療院も、
保険施術の料金は国で決められています。
(例)
マッサージの料金:1局所につき450円
開設基準があり、
広告にも厳しいルールがある。
「自由に値段を変えられない」
「派手なPRができない」と、
制約に目が行きがちです。
でも、だからこそ
差が出るポイントがあります。
料金が同じなら、
患者さんやご家族は何で選ぶのか。
それは
「どんな先生が来てくれるのか」
「どんな関わりをしてくれるのか」
「どれだけ安心できるか」
など、です。
施術そのものだけでなく、
・説明の丁寧さ
・ご家族への声かけ
・ケアマネさんとの連携
・報告書の分かりやすさ
・スタッフの人柄や姿勢
こうした“数字にできない部分”が、
そのまま価値になります。
制約があるから、
みんな同じ条件でスタートしている。
裏を返せば、
小さな工夫や想いが、
ちゃんと伝わる世界だということです。
「うちは特別なことができていないから…」
そう感じる先生ほど、
実はもう十分な強みを持っていることが多い。
当たり前にやっている対応や、
無意識に大切にしている考え方。
それを言葉にして、
伝えていくことが“PR”になります。
制約があるからこそ、
何を大切にするかが問われる。
それは、経営の難しさでもあり、
面白さでもあります。
銭湯がそうであるように。
訪問治療院もまた、制約の中でこそ、
選ばれる理由を作れる事業だと思います。









