こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
ネットニュースを見ていたら、
離島専門の
引っ越し会社の記事を読みました。
↓↓↓
—– Original Message —–
【離島引っ越しで年商8億円】
離島を専門に年間約800件の
引っ越しを手がける会社が福岡市に
船の欠航や荷物の破損という
リスクが災いし、割高になる上に
大手が敬遠しがちな分野に参入し、
利益が出るノウハウを編み出し
人口減少が進む
離島へのU・I・Jターンを支える。
(中略)
きっかけは13年前。
偶然知り合った
鹿児島県・奄美大島出身の
カ
「島に帰りたいけど、
引っ越しの見積もりが高くて、
業者もやりた
そんなに高いのか-。
引っ越し業者と船会社を
自ら探して話をつけ
見積もりより安くなり、
カップルは涙ぐんで喜んだ。
いきさつをブログに書くと、
離島への転居を望む
複数の人から問い
「他人に役立つ仕事ができる」。
関西を拠点に離島専門の引っ越し
離島が多い九州から
全国展開を目指して2021年、
福岡市に本社
昨年の年商は約8億円。
年間受注は車両輸送なども含めると
約8千
(Yahoo!ニュースより、、、)
—— End of Message ——
離島への引っ越しなんて、
どう考えても効率は悪いですよね。
船の時間に合わせなければならない。
天候によって欠航することもある。
荷物の積み替えも必要。
移動距離も長い。
普通の引っ越し会社から見れば、
「わざわざ、そんな面倒な
仕事をやらなくてもいいのでは?」
と思うはずです。
でも、この“面倒くささ”こそが、
参入障壁になっているんですね。
大手企業は、基本的に効率を求めます。
同じ場所で、同じ商品を、
できるだけ多くの人に提供する。
その方が、人件費も抑えられる。
移動時間も減らせる。
売上も一気に作れる。
だから、
大手が参入する市場というのは、
初年度から
10億円以上の売上が見込めるような、
大きな市場であることが多いです。
逆に、
一件一件の対応に手間がかかる。
地域ごとの差が大きい。
人を大量に集めにくい。
全国一律の仕組みにしづらい。
こういう市場には、
超大手はなかなか入ってきません。
この記事を読んで思ったんです。
これって、
訪問マッサージもまったく同じだなと。
訪問マッサージも、
効率だけを考えれば、
決して良いビジネスではありません。
患者さんの自宅まで移動する。
一人施術して、
また次の自宅へ移動する。
雨の日もある。
渋滞もある。
駐車場所に困ることもある。
新宿や渋谷などの
立地の良い場所に治療院を開設して、
そこに多くの治療院に
患者さんを集め、
ベッドを何台も並べて、
次々に施術していく方が、
経営効率は高いです。
大手の治療院や整体チェーンが、
立地の良い駅前に店舗を構え、
そこへ大量の患者さんを
呼び込むのは、
その方が圧倒的に効率が良
スタッフもまとめて管理できる。
移動時間もない。
広告も一か所に集中できる。
どう考えても、その方がやりやすい。
では、
なぜ小さな訪問マッサージ院が
2000年の介護保険が始まって以来
長年、生き残っているのでしょうか?
僕は、その答えの一つが、
非効率だから
だと思っています。
訪問マッサージは、
患者さん一人ひとりのご自宅へ伺います。
地域も違う。
生活環境も違う。
保険証も違う。
負担割合も違う。
症状も違う。
ご家族との関係も違う。
全国一律のマニュアルだけで回すには、
あまりにも細かく、
手間がかかる仕事です。
しかも、1つの地域で初年度から
10億円を超える売上を
作るのは簡単ではありません。
だから、超大手から見ると、
「市場としては小さい」
「手間の割に拡大しにくい」
「もっと効率の良い事業に
投資した方がいい」
となりやすいんですね。
でも、僕たちのような
小さな訪問鍼灸マッサージ院にとっては、
そこがチャンスです。
超大手が入ってこない。
効率が悪いから、
簡単に真似されない。
地域密着で、一人ひとり
丁寧に対応することが価値になる。
つまり、
超大手にとっての弱点が、
小さな治療院にとっての
強みになるわけです。
訪問マッサージ業界が
これまで続いてきたのも、
もちろん高齢者の需要が
増え続けているということもあります。
しかし、それだけではありません。
このビジネスが持つ、
手間がかかる
地域ごとに違う
一気に巨大化しにくい
という特徴が、
結果として超大手企業の参入を
防いできた面もあると思います。
効率が悪い仕事は、
一見すると不利に見えます。
でも、見方を変えれば、
効率が悪いからこそ、
競争が激しくならない
のです。
人がやりたがらない。
超大手がやりたがらない。
だからこそ、
地域で真面目に続けている先生が、
長く必要とされると思います。
訪問マッサージは、
派手なビジネスではありません。
でも、患者さん一人ひとりの
困りごとに向き合い、
地域の中で信頼を
積み上げていくことで、
安定した経営ができます
これは、十分に強いビジネスです。
効率の悪さを嫌うのではなく、
この非効率さが、
自分たちを守ってくれている
そう考えてみてください。
超大手がやらない仕事を、
地域で丁寧に続ける。
それが、訪問マッサージ院が
長く生き残る一つの答えなのだと思い









