想定外祭りの幕開け!

こんにちは、 
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

「成功するまで
 続ければ失敗ではない」

SNSを見ていたら、
発明王エジソンの言葉として
知られる
この言葉が流れてきました。

簡単に言えば、途中で
うまくいかなかったことは、

そこで終わらせない限り
「失敗」ではなく
「成功までの途中経過」
だということだと思います。

訪問マッサージを
開業したばかりの先生から、

「全然、患者さんが増えません……」

「せっかく採用した施術者が、 
 すぐ辞めてしまいました……」

「思ったよりお金が出ていって、 
 資金繰りが苦しいです……」

こんな相談を
いただくことがあります。

開業前は、

「訪問マッサージなら、
 高齢者も多いし 
 需要はあるだろう」

「営業すれば、患者さんも 
 少しずつ増えていくだろう」

「患者さんが増えたら、
 スタッフを採用して 
 どんどん大きくしていこう」

と、

結構ワクワクしているんですよね。

ところが、、、、、

いざ始めてみると、
思ったようにいかないことも・・・(笑)

そうです。
想定外祭りの幕開けです^^;

ケアマネさんを何十件回っても、 
なかなか紹介が出ない。

やっと患者さんが増えたと思ったら、 
今度は施術者が足りない。

「よし、やっと採用できた!」

と思ったら、

1か月後に、

「すみません、辞めたいです……」

と言われる。

さらに、

レセプト、同意書、給与、社会保険料、 
車両費、広告費、その他もろもろ。

いろいろなお金が出ていって、

「売上は増えているはずなのに、 
 通帳残高が全然増えてないぞ……?」

なんてこともあります。

訪問マッサージの開業初期って、 
こういう想定外の連続なんです。

だから僕は、
最初から
何もかもうまくいく人の方が、 
珍しいと思っています。

僕自身も、開業した瞬間から、
営業も、採用も、資金繰りも、 
全部うまくできたわけではありません。

むしろ、

実際にやってみて初めて、

「あ、これじゃダメなんだ……」

と気づいたことの方が
多かったです。

営業に行って、反応が悪かった。
だったら、
話し方や営業先を変えてみる。

患者さんが増えなかった。
だったら、
営業量そのものを増やしてみる。

採用した施術者が辞めてしまった。
だったら、
採用基準や面接方法を見直してみる。

資金繰りが苦しくなった。
だったら、
固定費やお金の流れを見直してみる。

こうやって、
一つ失敗するたびに、
経営者としての“引き出し”が 
少しずつ増えていきます。

つまり、
開業初期に起きるトラブルって、
全部が全部、

「失敗」
ではないんですよね。

ある意味、
【経験を買っている時期】
でもあると思います。

最初の営業で断られたから、 
次の営業で工夫できる。

最初の採用で失敗したから、 
次は人を見るポイントが分かる。

資金繰りで苦しんだから、 
毎月数字を見るクセがつく。

こういう経験を積んでいくと、

そのうち、

「あ、このパターンね」
と、少しずつ慌てなくなってきます。

ただし、

一つだけ気をつけて
ほしいことがあります。

「成功するまで続ければ、
 失敗ではない」

と言っても、何も考えずに、
同じことを延々と続ければいい、 
という意味ではありません。

1年間、
同じ営業を続けているのに、 
患者さんが全然増えない。

同じ採用方法を繰り返して、 
また同じように人が辞める。

毎月資金繰りが苦しいのに、 
固定費も何も見直さない。

これでは、ただ同じ場所で、 
何度も転んでいるだけです。

一度目は経験。

二度目は反省。

でも三度目になったら、

そろそろやり方を 
変えましょうよ(笑)

大事なのは、
失敗をゼロにすることではありません。

【失敗を次の判断材料に変えること】
です。

開業して半年。
あるいは1年。

思ったほど患者さんが 増えていない。

そんな先生でも、

「自分には経営の才能がない」

と決めるのは、まだ早いです。

営業も、

採用も、

資金繰りも、

最初から全部うまい人なんて、 
ほとんどいません。

自転車だって、最初は何度も転びます。

僕も開業した当初は、
毎日、自転車で患者さん宅を 
駆け回っていました。

今振り返れば、
あの頃の失敗や苦労があったから、 
今分かることがたくさんあります。

だからこそ、最初から完璧を 
目指さなくてもいいんです。

ただし、致命傷だけは避ける。

お金を使いすぎない。

固定費を上げすぎない。

一気に人を採りすぎない。

最初は小さく試してみる。

そして、転んだら、
次は同じ転び方をしない。

これでいいんです。

訪問マッサージの開業初期は、
利益だけを得る時期ではありません。

営業。

採用。

資金繰り。

スタッフ教育。

患者さんへの対応。

経営者として必要なことを、 
一つずつ覚えていく時期です。

もし今、

「こんなはずじゃなかった……」

と思っている先生がいたら、

少しだけ考えてみてください。

それは、本当に失敗でしょうか?

それとも、まだ成功へ向かっている 
途中なのでしょうか?

成功するまで続けるなら、
途中の苦戦は、
ただの通過点になります。

ただし、昨日と同じやり方を 
今日も繰り返すのではなく、

失敗するたびに、
毎回ひとつずつ 
賢くなっていく。

それが大事です。

そうすれば、
開業初期に苦労した経験も、
数年後には、

「あの時があったから、 
 今があるんだよな」

と笑って話せる日が 
来るはずです^^