こんにちは。
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
本日の午前中、当協会宛に
「今来てもらっている
治療院を変えたいのですが・・・」
というご相談を頂きました。
当協会では、
患者様と治療院様をお繋ぎする
サービスを行っています。
患者様から当協会に
お問い合わせが来た際に、
ご事情やご希望などを
お聞きするのですが、
ほとんどが、初めて訪問治療院の
利用を考えている方です。
ですが中には、
現在利用中の
治療院の対応に満足できず
他の治療院に変えたいといった方も
いらっしゃいます。
そのような方に話を聞くと、
「コミュニケーション不足かな」
といった印象を受けます。
今日は、
訪問鍼灸マッサージの
現場で重要となる
「患者様とのコミュニケーション術」
についてお伝えしたいと思います。
患者様との良好な関係が、
リピート率や満足度に直結するため、
ぜひ参考にしてください。
以下3つは基本的なことですが、
とても重要であり、効果的です。
1. 傾聴の姿勢
患者様との信頼関係を築くためには、
まず傾聴の姿勢が大切です。
患者様は、
体の不調や痛みを抱えているだけでなく、
精神的な不安や孤独感を
感じていることもあります。
ですので、
患者様が話している時は
途中で遮らずに、
しっかりと耳を傾けましょう。
特に高齢の患者様の場合、
過去の思い出や日常の小さな出来事も
共有したくなるものです。
そうした話にも
共感を示しながら耳を傾けることで、
信頼感が自然と生まれます。
2. 分かりやすく丁寧な説明
訪問鍼灸マッサージの施術において、
施術内容や目的を
分かりやすく説明することも重要です。
患者様に、
「なぜこの施術が必要なのか」
「どのような効果が期待できるのか」
を丁寧に伝えることで、
施術への理解が深まり、
不安感が軽減されます。
また、
専門用語を避け、患者様が
理解しやすい言葉を使うことも
ポイントです。
さらに、施術後の状態や
今後の方針に
ついても毎回簡潔に説明し、
患者様が自分の健康状態を
把握できるようにすると良いです。
3. 感謝の気持ちを伝える
最後に、
患者様に対しての
感謝の気持ちを
忘れないことも大切です。
施術の後に
「今日もありがとうございました」
「お身体を大切にされてください」
といった
感謝や気遣いの言葉をかけることで、
患者様は温かみを感じ、
治療院に対してより
良い印象を抱けると思います。
こうした小さな心遣いが、
長期的な信頼関係を築く
大きな要素となります。
日々の小さなコミュニケーションが
患者様との信頼関係の
基盤を作ります。
傾聴や丁寧な説明、
感謝や気遣いを通じて、
患者様との強固な信頼関係を築き、
「ずっとこの治療院にお願いしたい」といった、
治療院のファンを
増やしていきましょう。