こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
3連休は積み重なった本のを手に取り、
読書を楽しみました。
最近はKindleなど
電子書籍が主流ですが、
紙のページをめくる感触、紙の香り、
その一つひとつが新鮮で、
やはり記憶に残る実感が段違いでした。
しかし、世間では
活字離れが進んでいるようです。
—– Original Message —–
【読書離れが深刻?
1か月に読む本の冊数「読まない」が約6割】
文化庁の令和5年度
「国語に関する世論調査」によると、
1か月に読む本の冊数について
「読まない」と答えた人は62.6%。
「1、2冊」が27.6%と続き、
過去の調査と比較すると「読まない」層は
約15ポイントも増加しています。
その理由として多く挙げられたのが、
・「スマホやタブレットで時間が取られる」
・「仕事や勉強が忙しくて読む時間がない」
といったものでした。
(Yahoo!ニュースより引用)
—— End of Message ——
このデータを見て、
僕自身も思わずハッとしました。
便利さに甘えて、
すっかりデジタル端末に頼り切り。
紙の本を読む時間を
減らしていたことを反省しました。
でも、ここで一つだけ言わせてください。
本を読むか読まないかで、
知識レベルは天と地ほど違ってくる。
現代は情報があふれる時代。
だからこそ、信頼できる知識を吸収し、
自分の頭で考える力を鍛えることが
より一層求められています。
では、紙の本と電子書籍、
どちらが効果的か?
これには意見が分かれるでしょう。
確かに、電子書籍はタブレット一つで
どこでも新刊を手に取れる便利さがあります。
でも、記憶に残りやすいのは
やはり“紙の本”だと僕は断言します。
その理由は、次の2つです。
1. 体感的な記憶に残りやすい
紙の本では、ページをめくるという
“手の動き”が記憶に刻まれます。
1ページ、1ページ、指先で
紙の感触を味わいながら
読み進めることが出来ます。
その瞬間、目から入る活字だけでなく、
触覚や聴覚(紙が擦れる音)、さらには
新品の本特有の香りまでが、
脳にしっかり焼き付くのです。
ただ画面をスクロールするだけでは
得られない「体験」が記憶を深める。
これが、紙の本ならではの強みです。
2. 視覚的な“積み重ね”が満足感を生む
電子書籍は読み終わった瞬間、
データとして端末の中に消えてしまいます。
一方、紙の本は読み終わった後に
本棚へ「成果」として並べることができる。
背表紙を見るだけで、
「あのとき、こんなことを学んだな」と
瞬時に内容がよみがえる経験、ありませんか?
人間の脳は、視覚的なトリガーによって
記憶を引き出す仕組みになっています。
その意味でも、紙の本を本棚に並べる行為は
自己成長を目に見える形で実感できる、
最高のモチベーションになるのです。
以上が、僕が紙の本を推す理由です。
もちろん、日々忙しい中で
読書時間を確保するのは簡単ではありません。
でも、ちょっとした隙間時間に
スマホを眺める代わりに紙の本を開いてみる。
それだけで、知識をアップデートしつつ
心をリフレッシュする時間が手に入ります。
実際、読書にはストレスを軽減する効果が
科学的にも証明されています。
ぜひ、次の休みには
お気に入りの一冊を手に取り、
活字の世界にどっぷり浸かってみてください。
きっと、新しい気づきとともに
充実した時間を過ごせるはずです。