体験治療で患者さんの心を掴む!

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

開業してすぐに患者さん
紹介して頂けるような
ラッキーなケースって、意外とよくあります^^

↓↓↓

—– Original Message —–

藤井先生

いつも大変お世話になっております。
3月から開業して先週からケアマネ営業を
スタートしました。

ラッキーなことに
初日に名刺交換させて頂いた
ケアマネさんから患者さん
ご紹介を頂きました。

明後日に体験治療
することになったのですが、
初めてなので、緊張しております。

体験治療で気を付ける点などありましたら
教えていただけますでしょうか?

—— End of Message ——

このようなラッキーな案件は
体験治療患者さんを掴んで
確実に施術スタートに持って行きたいです。

そこで、初回体験治療をする上で
外せないポイントを
順を追って説明します。

1:元気で明るい挨拶

初対面の挨拶は非常に重要です。

人は第一印象で83%位決まるというくらい、
第一印象は大事になります。

笑顔と相手にハッキリ聞こえる
大きな声で挨拶します。

初回体験治療では、
先生の第一印象がとても大切ですが、
患者さんは、
最初はとにかく不安で一杯なので、
一貫性を持って先生の良い印象を与えましょう。

患者さんとしても、
ブスっとした態度で
無愛想に治療をされるのと、
親身に思って治療してもらうのとでは
症状の改善度合いも違ってきます。

無料体験の場で、お互いが
初めてリアルに対面するけですから
患者さんの緊張をいち早く
取り除いてあげられるかということも、
今後のリピートに関ってきます。

2:症状の確認をする。

患者さんのお体の状態を確認します。

・どこの部位が痛いのか?
・どういう動きをすると痛いのか?
・朝昼晩では、どの時間帯がツラいのか?

など、痛
症状が出てている部分を確認します。

例えば、脳梗塞後遺症の患者さん
右上肢にシビレや痛がある場合は、
右ひじや右手首などの
患部に触れてあげてください。

シビレや痛の出ている場所を
先生に触って確認してもらうだけで
される方もいらっしゃいます。

3:既往歴を確認する。

患者さんが今ま
でどんな治療を行ってきたのか?
また、現在も継続して
行っている治療があるのかなどを確認します。

・今まで、他の訪問マッサージは
 受けたことがあるのか?

・今まで、整形外科などでの
 リハビリは受けたことがあるのか?

・今まで、理学療法士の
 リハビリなどは受けたことがあるのか?

また、

・現在、お世話になっている
 病院や治療院はあるのか?

・現在、デイサービスなどで
 リハビリを行っているのか?

・現在、自宅で家族の方に
 リハビリをしてもらっているのか?

など、過去や現在の既往歴を確認します。

確認したうえで、
自分の治療院の強や、
他の治療との違いなどを説明してあげます。

4:1週間のスケジュールを確認します。

リピートを継続して取っていくためには、
患者さんの1週間の
スケジュールを確認する必要があります。

要介護3,4,5など
比較的介護度が高い患者様の場合、
介護保険の様々なサービスを
利用しているケースが多いので
スケジュールを組むのが
難しいケースもあります。

他のサービスを
受けている時間帯などを把握して、
自分の訪問マッサージ・訪問鍼灸の
サービスがどこの曜日と時間帯であれば
対応できるかを確認する必要があります。

これらのステップを踏んで
初回体験治療を実践しててください。

そして、初回体験治療の時に
最も大事なことは患者さん
「労う(ねぎらう)」
ということです。

・「今までお辛かったんじゃないですか?
  今日は、本当に施術を
  受けていただいてよかったです!」

・「病院ではリハビリしていたけど、
  退院した途端に
  リハビリをしなくなる方も多いですが、
  ご自分から、こうやって施術を受けるのは、
  本当に意識が高いですね!」

・「良くなりたいっていう
  気持ちがあるのは本当に大切なことです
  その気持ちがある限りきっと良くなりますよ。

  私も一生懸命サポートしますので
  一緒に頑張っていきましょう!」

といった形で、
患者さんが訪問マッサージ・訪問鍼灸の
体験治療を受けたことを
褒めてあげて、労ってあげることで
患者さんの共感を得ることが出来ます。

このような労いの気持ちで接すると、
患者さんは自分自身を
認めてもらえたという感情になり、
継続して訪問治療の施術を受けたいという
意欲も湧いてくるのだと思います。

「この先生に診て欲しい!」

そう思せることが出来れば
初回体験治療は大成功です。

是非、参考にしててくださいね♪