こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
先日国家試験を終えて、
開業を考えている方と
個別相談する機会がありました。
「自費でいくか?」
「保険でいくか?」
どちらが正解なのか。
どちらが儲かるのか。
どちらがカッコいいのか。
そんな話を40分ほどしました。
今日は、その際にお伝えした
ヒントになるようなお話を
シェアいたします。
以前、ある歯科医の
先生とお会いしました。
その先生は、
年間“1000個”の入れ歯を作る方です。
歯科医の業界平均は年間6個。
つまり、平均の約166倍。
ただ、ここが面白いのです。
その先生は元々、
1個150万円の自費入れ歯を作る
いわば“職人型”の歯科医でした。
材料にこだわり、精度にこだわり、
理想を追求する。
しかし、ある時方針転換をします。
保険入れ歯(単価3万円)に切り替え、
年間1000個を提供するスタイルへ。
なぜか?
理由はシンプルです。
「疲れたから・・・」
150万円の入れ歯となると、
患者さんの期待値も桁違いです。
“先生じゃなきゃダメ”
“完璧を求める”
“少しの違和感も許されない”
売上は大きい。
でも精神的負担も大きい。
そこで気づいたそうです。
「うちの歯医者に
通院してくる9割の患者さんは、
日常生活が快適なら十分じゃないか」
そして、
制約のある保険制度の中で
最大限の結果を出すことに
集中したそうです。
結果どうなったか。
単価は1/50(150万 → 3万円)になった。
でも売上は数倍。利益も安定。
精神的ストレスは激減したといいます。
さらに、
“自分じゃなくても回る体制”ができた。
ここです。
開業で迷っている方に伝えたいのは、
・単価が高い=正解ではない
・保険=稼げない、でもない
自費で6人の患者さんに
選ばれ続ける道もある。
保険で1000人に安定して提供する道もある。
どちらも正解です。
大切なのは、
あなたは
「技術の芸術家」になりたいのか。
それとも
「仕組みを作る経営者」になりたいのか。
単価を上げる戦略もあれば、
単価を下げて仕組みで勝つ戦略もある。
どちらがカッコいいかではなく、
どちらが自分の人生設計に合うか。
そこから逆算して選ぶことです。
保険か、自費か。
迷ったら、
「自分はどんな10年後を作りたいのか」
そこから考えてみてください。








