こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
先日テレビで耳にした
木村拓哉さんの言葉から、
少し深いお話をしようと思います。
木村さんが、
「事務所に残った理由」を
聞かれたとき、
こんな風に答えていました。
「出ても出なくても、
できることはできるし、
できないことはできない。
やりたくてもできないことは、
なかったから。」
これを聞いた瞬間、
「あ、これ経営にもそのまま当てはまるな」
と思ったんです。
特に訪問治療院の経営をしていると、
“できる・できない”に振り回される瞬間って
本当に多いですよね。
制度、スタッフ、患者層、
移動時間、採用状況…。
外部の条件で
判断が揺れてしまうことも
多いと思います。
でも、よくよく考えると
「今できるかどうか」って、
環境次第でコロコロ変わるんですよね。
スタッフが増えればできることは広がるし、
逆に退職が続けば一気に狭まる。
制度改定ひとつで
方針を変えざるを得ないこともあるし、
エリアが変われば患者層もまったく違う。
だから、
「今できる・今できない」を
軸に経営判断をすると、
どうしても迷いやブレが出てしまいます。
そこで大事になるのが
「そもそも自分は何をやりたいのか?」
という視点。
ここが明確だと、
経営のブレ幅って一気に減るんですよね。
実際、いろんな院長さんと話していると、
やるべきことに追われている時ほど
疲れてしまっている印象があります。
「他院がやっているから」
「売上のためにはやらないと」
「とりあえずやってみるか」…
こんな理由で手をつけたことって、
意外と長続きしません。
逆に、
“やりたいこと”がはっきりしている院長は、
判断が早いし迷いが少ないです。
お金の使い方、
時間の使い方、
採用する人の基準、
患者さんとの向き合い方まで、
すべてが一本の軸でつながるから、
無駄な悩みが減っていくんですね。
そして、
これは経営者だけの話ではありません。
スタッフも
実は「やりたいこと」を基準に動いています。
辞める理由を深掘りすると、
「やりたいことが満たされていなかった」
という背景が
必ずと言っていいほど出てきます。
もっと丁寧に患者さんと関わりたい。
もっと施術の技術を高めたい。
もっと自分を成長させたい。
もっと働きやすくなりたい。
こういう“やりたいこと”が満たされていると、
人は自然と定着しますし、前向きに働けます。
つまり、
院長自身が「何をやりたいのか」を
はっきり言葉にできていると、
それが院全体の方向性になって、
スタッフにも伝わっていきます。
結果として、離職も減り、
院全体が同じ方向に進みやすくなるんです。
だから今日は、
あなた自身にそっと
問いかけてみてほしいんです。
「今のあなたは、
やりたいことができていますか?」
忙しい毎日の中では、
やるべきことが先に立ってしまいがちですが、
たまに立ち止まって
“やりたいこと”を確認すると、
経営の迷いがびっくりするほど減ります。
今、少しだけ時間をとって、
この質問に向き合ってみてくださいね。








