もし明日、大震災が起きたらどうします?

こんにちは。
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

この夏は全国各地で
地震や豪雨の災害が続きましたね。

防災について
考える機会は多くありますが、
訪問マッサージ院だからこそ
考えておきたいのが、

もし明日大きな災害が起きたら
 担当している患者さんは
 どうなるだろう?」

ということです。

訪問マッサージを
利用されている方の中には、
歩行が難しい方、一人暮らしの方、
日常生活に介助が
必要な方などもいらっしゃいます

災害が起きた時、
私たちが普段当たり前に
行っている「訪問」が
できなくなる可能性があります

道路が通れない。

公共交通機関が止まる。

停電する。

電話がつながらない。

そんな状況になった時、
患者さんの生活は
どうなるでしょうか。

ここで大切なのは、
立派な防災マニュアルを
作ることだけではありません。

まずは、

「患者さんの情報が整理されているか」

を確認することです。

例えば、

・緊急連絡先は
 最新になっているか
・一人暮らしか、同居家族がいるか
・家族と連絡が取れない場合の
 連絡先はあるか
・ケアマネジャーなど関係者の
 連絡先を把握しているか
・訪問できない場合の
 連絡方法を決めているか

こうしたことを、院として
一度確認してみてはいかがでしょうか。

そして、もう一つ大切なのが

「施術者一人に
 情報を集中させないこと」

です。

担当施術者しか患者さんの
ことを知らない状態では、
災害などの
緊急時に対応しにくくなります

「○○さんのことは
 担当者しか分からない」

という状態に

なっていないでしょうか。

普段から最低限の
情報を院内で共有しておけば、
担当者が
動けない時にも対応しやすくなります

もちろん、訪問マッサージ院が
災害時のすべてを背負う必要はありません。

しかし、患者さんにとっては、

「定期的に自宅まで
 来てくれている専門職」

という存在です。

だからこそ、
普段から関係を築いている
私たちだからこそ
できる備えもあります

防災というと、

「非常食を準備する」
「避難場所を確認する」

という話になりがちです。

それももちろん大切です。

でも今年の防災の日は、
ぜひもう一歩踏み込んで、

「自分たちの患者さんにとって、
 災害が起きたら
 何が一番困るのか?」

を考えてみてください。

院長先生は、
スタッフミーティングで、

明日、大地震が起き
 訪問できなくなったら
 私たちは患者さんに
 何ができる?」

という問いを
投げかけてみるのもおすすめです。

答えを出すことより、
まず考えること。

その積み重ねが、
患者さんからの
「この院なら安心」という
信頼にもつながっていくのでは
ないでしょうか。

9月1日は、
防災の日でしたが、
年に1回だけではなく、
日頃から、
自院の防災だけではなく、
「患者さんの生活を守るための防災」
について考えていきたいですね。