最低時給1280円の衝撃

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

あなたは、
最低賃金の改定をご存じですか?

厚生労働省の発表によると、
最低賃金の全国平均は、
昨年度から56引き上げられて
1177。(東京都は1280

この引き上げ幅は、
過去2番目の高水準となります。

基本時給が1280(東京都)に
なるということは、
1日8時間、
月に22日働いてもらうと、
中学を卒業して始めて
社会で働く人材でも
約22.5万の基本給になります。

社員やパート・アルバイトを
雇う側にとっては、
確実に人件費の負担が
増すことになりますが、
これが数年以内には、
全国平均で1500を超えて、
おそらく東京都の場合は
1700~1800位になります。

ここ数年で、
確実に人件費は上がっていきますが、
「人件費が高くて雇えない」
と嘆いて、現状維持を続けるのか。
それとも、
「仕組みを変えるチャンスだ」
と考えて、
経営を大転換させるのか。

人件費の上飾を
前提として織り込んで、
これまでのビジネスモデルから、
転換を考えるべきだと思います。

治療院の業界は
昔から徒弟制度が根付いており、
施術方法を教えてくれる代わりに、
月給8万とか
10万のような極端に低い水準の
給与で働いている先生もいました。

でも、
「人が安く働いてくれる」
という前提の
そんな古い経営は、
すでに終わったのです。

僕たちの日常に
置き換えて考えてみましょう。
あなたは、
ご自身の治療院の経営数字を、
本当に正しく直視できているでしょうか?



施術者を雇えない。
求人を出しても来ない。
人件費が高くて払えない。

しかし、
それは決して時給の問題ではなく、
僕たちのビジネスモデルの問題そのものです。

例えば、
一人の施術者が1日に何件回るか、
1回あたりの売上は、
一体いくらなのか、
その経営数字を、冷徹に計算することです。

訪問マッサージの療養費基準は、
国が定めたルールに従う
必要がありますが、
その中で、いかに生産性を
高めるかが、勝負となります。

時給が高く人件費を払えないので
採用を諦めるのか。

それとも、
時給1280は安い」
と言えるだけの仕組みを作るのか。

感覚で「大変だ」と
不安になるのではなく、
客観的な経営数字を、
書き出してください。

そして、人件費率や生産性を計算します。

数字を真っ直ぐに直視することからしか、
本当の経営改革は、決して始まりません。

感情に流されず、
冷徹な数字を直視する。
これが、今週のあなたの行動の物差しです。

数字を真摯に
直視して一歩を踏み出せば、
あなたの目の前の霧は
必ず晴れていきます。