こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
昨夜21:30から
「年商3000万と自由な時間を確保するオーナー院長への道筋」
という題目でzoomセミナーを開催しました。
その中で、訪問鍼灸マッサージ事業以外で
収益の柱を作るビジネスモデルについての題目がありました。
その中で、実際に取り組んでいる事業として、
- 老人ホーム紹介ビジネス
- 機能訓練指導員紹介ビジネス
- 協会ビジネス
をご紹介しました。
これらのビジネスに共通するのは
”他力本願”という点です^^
どういう事かと言うと、
商品とお客さんを繋げる
いわゆるマッチングビジネスということです。
例えば、あなたが毎日利用している
Googleですが、
Googleの社員が家を売ったり、
魚を売ったり、マッサージ施術をしたり、
していません。
家を売りたい建築業者さんと
家を買いたいサラリーマン、
魚を売りたい漁業組合と、
新鮮な魚を買いたい主婦、
保険治療のマッサージを提供したいあなたと、
寝たきりでお困りの高齢者、
を繋げる為の「場」を提供しているだけです。
他にもエアビーアンドビーという会社がありますが、
彼らが家を保有しているわけではありません。
空いた家を貸したい人と、
借りたい人を繋げて
商売が成り立っています。
また、ラクスルという印刷会社がありますが、
彼らも印刷工場を保有していません。
全国の空いている印刷機器を使って、
安く印刷してもらいたい一般客を
繋げることで収益を上げています。
これらと同様に、
「老人ホーム紹介ビジネス」は、
安心して老後を過ごせる施設を探したい高齢者と
快適な生活空間を提供できる老人ホームを
繋げることです、
「機能訓練指導員紹介ビジネス」は、
専門家の訓練指導で差別化を図りたいデイサービスと、
昼休みに暇して生産性(売上)が低い
鍼灸マッサージ師や柔道整復師を
繋げることです。
「協会ビジネス」は、
地域でお困りの高齢者と、
技術はあるが営業が苦手な鍼灸マッサージ師を
繋げることです。
今の時代、こういった人と人を繋ぐ
ビジネスが次々と立ち上がっています。
エアビーアンドビーが自社で家を保有したら、
ラクスルが自社で印刷工場を保有したら、
きっと上手く行かなかったでしょう。
同様に、
鍼灸マッサージ師が老人ホームを建設したり、
鍼灸マッサージ師が機能訓練指導員を自社雇用したり、
鍼灸マッサージ師が国家資格者を自社雇用したり、
という形態では、初期費用や
固定費が掛かり過ぎてしまい継続が難しいでしょう。
今の時代は、自分の治療院で
直接お客さんのニーズに応える
ビジネスモデルから、少しずつ
転換していくことが必要かもしれません。
ただ、どうすれば、
こういったマッチングビジネスを
始められるのか?
基本的なルールは同じです。
まずは、お客さんのニーズや
ウォンツを調べます。
例えば、
施設への入居を考えているのですが、良い老人ホームご存知ですか?
とか、
国家資格を持った鍼灸マッサージ師さんに機能訓練をお願いしたいのですが、
対応してくれそうな施術者さんってご存知ですか?
とか、
代わりに営業活動やってもらえないですかね?
という風にそれぞれのニーズが出てきます。
これらの悩みを自分で解決せずに
悩みを持つ人々と、解決できる人々が
交流できる場を用意出来ないかと考えます。
ポイントは、自力でやらずに
他力本願であることです。
場所を提供し、
お客さんと業者さんを
繋げているだけなのです。
なのでもし、今あなたが
訪問治療の収入1つだけだと不安という
気持ちがあるのであれば、
『仲介(マッチング)ビジネス』
にチャンレジしてみるのも
良いかもしれませんね。