こんにちは。
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
年始のこの時期は、
改めて自分の初心について
考える方も多いと思います。
あなたの
“初心”って覚えていますか?
当協会で開業支援を行う際に
これから訪問鍼灸マッサージ事業を
立ち上げようと考えている方には、
まず最初に
施術所の理念や目標を
書いてもらっています。
なぜかというと、
これがないと
途中で迷ってしまうんです。
立ち上げの時って
最初が一番勢いがあって、
さあやるぞって言う
前向き思考なのですが、
どんなビジネスでも
思うように進まないことって
ありますよね。
訪問鍼灸マッサージ事業においても
患者様の紹介が
トントンと入るときもあれば、
なかなか紹介がもらえず
不安になる時期もあると思います。
他のビジネスにも
目がいってしまうなんてことも、、、
でもそんな時に
しっかりと初心を思い出せると
そこで少し踏ん張れるんです。
必ずしもすべての人が
というわけではありませんが、
やはり、自分で
最初に立てた目標は
達成したいと思うんですよね。
なので、協会のサポートでは、
サポート開始時に
しっかりと理念や目標を
考えてもらっています。
さて、今日は、
患者様との関りの中で
これだけは
大事にして欲しいことを
お伝えしたいと思います。
先程、“初心”の話をしましたが、
事業運営や現場に慣れてくると、
“患者さま視点”って
忘れがちなんですよね。
施術者にとって
「当たり前」のことでも
患者さんにとっては
「知らない・わからない」
ってことがあります。
ココを忘れてしまうと、
無意識で専門用語が出ていたり、
フォローの言葉や
説明がなかったりで、
患者さんが不安になる
可能性があります。
例えば、患者さんから
「施術のあと身体が痛くなった」
なんてこと言われた
経験ありませんか?
これは、「好転反応」の
可能性もあります。
でも患者さんからしたら、
「痛み」が出ているので、
不安になります。
好転反応のことを
知らなければ、
施術自体に不信感を
抱く可能性もあります。
ですので、患者さんには、
施術後に「好転反応」
という良い反応で
悪化しているのではなく、
身体が変化している
一つの過程ですので、
心配しなくても大丈夫です。
などと、しっかりと
説明して差し上げることを
意識したいですね。
また、施術の効果に
患者様が気づいていない
場合もあります。
そんな時は、
「最近、以前より
背筋が伸びましたね」など
言葉で気づかせてあげると、
施術の継続にも
つながると思います。
時々、
「患者様の立場で
考えているだろうか」と
振り返ってみてください^^