停滞期をプラスに変える思考法

こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

当協会では、これまでに
数多くの方に
訪問鍼灸マッサージの
開業支援を行ってきました。

その中で、

・開業初月から
 新規依頼20件を獲得しました

・先月の新規依頼数が
 13件になりました

・営業初日に3件の
 新規体験依頼を頂きました

という凄い成果を出す方がいる一方で、
やや停滞と言うか、開業当初の
モチベーションが続かずに
なかなか行動が
継続できないという方も
いらっしゃいました。

ただ、僕としては
そんな状況を見ても
全く心配はしていませんでした。

「あぁ、“プラトー状態”なんだなぁ」

と思っていましたので。

“プラトー”とは、いわゆる
停滞のことを指します。

これは、スポーツでも勉強でも、
もちろん治療院経営においても
全てに当てはまる事なのですが、
右肩上がりの理想的な直線で、
上手くなっていくわけでは
ありませんし、
売上が伸びていくわけではありません。

ボウリングのど素人、
偏差値35の高校生、
開業したばかりの鍼灸マッサージ師、
であれば、まだ真っ新な状態なので
なにかアクションを起こせば
面白いように上手くなっていく
感覚を覚えるものです。

しかし、ある段階に来ると、
「プラトー」と呼ばれる
停滞の状態に突入します。

このプラトーの時は、
いくら練習しても練習しても、
いくら勉強しても勉強しても、
上手くならない状態です。

「偏差値35からなんとか
 頑張って偏差値50まで来たけれど、
 幾ら勉強しても全然伸びて行かない・・・
 ここが自分の限界なのか?
 そんなはずはない、
 もっと頑張ればと思っているが
 まったくテストの点数が伸びない。

 ・・・・勉強なんて、
 つまらない・・・・。
 やっぱり偏差値35の自分が
 難関大学の受験なんて無理なのかも・・・」

という状態が続きます。

ですが、それを我慢して
地道に努力を続けていくと、
再び、右肩上がりの
成長曲線を描く段階に入っていきます。

そして、頑張っていると
また次のプラトーが来て、
それを乗り越えると、
また次の成長曲線に入る…。

これは、どんな分野の成功者も
必ず通る道のりです。

そして、大切なのは、
「このプラトーの存在を知っておいて、
 誰もが体験する当たり前のこと。」
と認識しておくことです。

訪問マッサージ・訪問鍼灸の
経営においても
調子がいい時ばかりではありません。

どれだけケアマネ営業をしても、
全く反応がないような
停滞があります。

僕だって、ビジネスの
不調があります。
いま複数の事業を運営していますが、

”この事業の売上の
 停滞っぷりハンパないなぁ… ^^;”

と幾ら動いて努力しても
結果につながらない
こともあります。

「これって大丈夫なの?
 本当に上手くいくの?」

ビジネスやスキルアップには、
常に不安がつきまといます。

ただ、そんな状態になった時には、
伸び悩んでいるとき、結果が出ないとき、
自分にこう
言い聞かせるようにしています。

”プラトー、来たな~~!
 でも大丈夫、
 ここを粘り強く続けていけば、
 きっと次のステージに行けるから”と。

あなたが、
もしこの「プラトー」の状態で、

・なかなか売上が伸びない
・ケアマネからの新規紹介が来ない
・先月度に比べて売上が下がってしまった

という状態であったとしても、
正しいノウハウと
行動を続けて行けば
きっと成果となって現れるはずです。