25%の利益をアップさせる施策

グラフ

こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

訪問マッサージ・訪問鍼灸の場合、

患者数 :25人(施術者1人で対応できる患者の最大目安)
1人の施術者の月間売上:70万円(3500円×8回×25人)

というラインが1つの目安になります。

長期入院や他界での離脱が起こることを想定して、
スケジュールを組んだり、新規患者の数を
制御したりする必要があります。

患者さんの逝去・中止・休止はいつ起こるか分かりませんが、
自院のLTV(生涯顧客価値)を
数値化しておくことで、
だいたい、どれくらいで施術終了になるかが読めます。

月商70万円近くになってくると、
施術の時間が多くを占めて
ケアマネさんなどの接触が少なくなります。

しかし、訪問治療しながらの新規営業は大変ですが、
それを乗り越えることが出来れば
大きなリターンが待ってます^^

いつも色んな機会にお伝えしていることですが
ケアマネさんからの紹介はタイミングです。

  • 「いつもは○○○○(大手)にお願いをしていたけど
    次はあなたに、と思っていた」
  • 「あなたにぜひお願いしたいと考えていたけど
    しばらく対象者がいなかった」
  • 「営業に来る所はけっこうあるから、
    他のケアマネさんは違う所にお願いしているみたいです。
    でも、毎月毎月継続して来てくれるのは、あなたの所だけなんですよ」

ずっと紹介のなかったケアマネさんから、こんな風に言われるケースは、
実際に色んな先生方が経験されています。

また、あなたは
「5:25の法則」をご存知でしょうか?

5:25の法則

これは、マーケティングの世界ではとても有名な法則で、

「離れていく患者さんを5%止めることができれば、
 残る利益は最低でも25%上がる。」

という法則です。

この法則からも分かるように、新規患者を獲得するよりも
離脱患者を少なくするほうが治療院の経営は安定します。

既存の患者さんや懇意にしているケアマネさんに
離れていかれないような対策をすることが重要なのです。

患者様には毎月定期的に会えますが、
直接ケアマネさんを訪問することが難しく
なっても、ご紹介のあったケアマネさんには
月に1度ニュースレターをちょっと置いてくるだけ、
遠方なら郵送するなどして、訪問回数の穴を間接的な方法で
補うことは、手を抜かずに継続してくださいね。