こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
7月末に東京と大阪で
治療家の老後 4300 万不足問題解消& 揺るぎない資産形成セミナー
を開催したのですが、
その中の1つのテーマが人生100年時代を
どう生きていくかというものでした。
現在の平均寿命は、
女性が87歳、男性が81歳なので
人生100年時代と言われても
ピンと来ないかもしれません。
しかし、あなたが在宅での施術をしている
患者さんの中にも100歳を超える方が
増えてくることでしょう。
「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)著 : リンダ・グラットン」
という書籍がベストセラーになりましたが、
その中には、
「2007年に日本で生まれた子供の50%は107歳まで生きる。」
という記載がありました。
つまり、今の小学6年生たちは
平均して107歳まで生きると言われています。
どうやら、10年ごとに平均2~3年のペースで
平均寿命が上昇しているそうです。
ってことは、
1967年生まれの人は96歳
1977年生まれの人は98歳
1987年生まれの人は100歳
1997年生まれの人は104歳
2007年生まれの人は107歳
2017年生まれの人は110歳
まで、生きる確率が高いということです。
今までは、100歳を超えたら
大往生と言われていましたが、
これからは100歳まで生きるのが当たり前で、
99歳以下で亡くなったら
「早かったわね・・・」
なんて言われてしまいそうです。
上記のデータをみて、
あなたは何歳くらいまで生きそうですか?
あなたの子供は何歳くらいまで生きそうですか?
僕は1976年生まれなので、
100歳位まで生きそうということになります。
これからの時代は、
年金だけではどうやっても
暮らせて行けないので
仮に65歳で引退したとしても
残りの35年をやりくりしなくてはなりません。
今は65歳から受け取れる年金ですが、
受給できる年齢はジワリジワリと遅くなるでしょう。
政府も、65歳はもはや高齢者ではないということで、
- 65~74歳:准高齢者
- 75~89歳:高齢者
- 90歳以上:超高齢者
という定義付けをしようとしています。
こういう布石を打っておいて、
年金は高齢者(75歳)からね
ということになりそうですね。
健康保険の負担割合も
- 18~64歳:現役⇒5割負担
- 65~74歳:准高齢者⇒3割負担
- 75~89歳:高齢者⇒2割負担
- 90歳以上:超高齢者⇒1割負担
と言う風に変わっていく可能性もあります。
僕たちは普段、寝たきりや介護が必要な方を
中心に対応していますが、
医療技術が発達したことによって
寿命が伸びていると同時に「健康寿命」も伸びています。
つまり、「生涯現役」を
嫌でもやらなきゃならない時代になってきているということです。
「老後はゆっくりして余生を楽しみたい・・・」
という価値観は消えていきますので、
どうせ「生涯現役」をやるのであれば、
自分自身が納得いく楽しい仕事を続けるべきです。
ただ、ここ最近の時代の変化が早すぎるので、
仕事をしたくても、全てAIが代行してくれるので
やることがない、、、、
なんてことも予想されます。
もしかしたら、10年後、20年後には
「コンビニって昔は、人がレジ打ちしてたらしいよ~」
⇒「まじ?超非効率じゃん。信じられなーい。」
「タクシーって昔は、人が運転していたらしいよ~」
⇒「まじ?超危険じゃん。信じられなーい。」
「掃除ってって昔は、人が掃除機かけてたらしいよ~」
⇒「まじ?超時間の無駄じゃん。信じられなーい。」
ってなってるかもしれません。
なので、AIが出来ないようなことに
対応できる技術や経験を身に付けて、
自分の人生100年を設計して、
充実したライフスタイルを築かないと、
100歳まで苦痛に満ち溢れた
人生を過ごすことになってしまうかもしれません。
そうならないためにも
短期的な視点と長期的な視野をもって、
自分の人生を考えていく必要がありますね。