Q.
保険者の回答は曖昧で、
鍼灸の併給についてどうのこうのとか、
結局は国保連合の方に出してみないと
わからない、みたいなものでした。
この場合、とりあえず上記の内容で申請してみる形でいいでしょうか?
ちなみに同意書は上記のように書いていただけそうです。
A.
同意書が取れているのであれば、
申請してみないとわからない、という回答にしたがって、
まずは申請してみてはいかがでしょうか。
保険請求が通るか通らないかがわからないうちは
(併用のご希望が強いのであればですが)
療養費は実費でお預かりして、あとでご返金させていただくなど
患者様に後でご迷惑をおかけしないために、
予め丁寧にご説明しておくことも必要かもしれませんね。
ただ、マッサージと鍼灸との併用についてお話しすると、
協会の直営院で昨年、ずっと問題なく支給されていた例で、
突然併用を指摘されて返戻になるケースがありました。
もう、5年近く鍼灸とマッサージの併用治療を
している患者さんに対して、
「同一傷病名、同一部位に対しての
鍼灸マッサージの併用は認めません」
という理由で支給できないと連絡が来ました。
それまでに支給された(返戻になっていない)月の申請分については、
保険者のチェックの不備ということで処理され、遡って返金するという
ことは要求されませんでしたし、今後もないと思います。
返金はないにせよ、例えば担当者が変わったりすると、
このように突然返戻となることも考えられます。
重複と判断されれば、保険者から差し戻しになる可能性があります。
(通常は、鍼灸が差し戻されます)その場合は、担当者に確認し、
マッサージの部位の見直し等の対応をするしかないかと思います。