こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
過去に、メルマガ読者様に対して
新型コロナウイルスに伴う影響に
関する緊急アンケートを取りましたが、
大多数の治療院さんで
売上ダウンなどの経済的な被害を
受けている現状が分かりました。
ケアマネさんの営業については
エリアによっては、
ケアマネさん自身も
訪問自粛要請が出ていて
必要性が急務な件を除いては
利用者様との接触を
控えるような状況に
なっていたようです。
加えて、今は新型コロナウィルスの
影響でバタバタしていますが、
通常であれば3月から4月は年度変わりの
タイミングなどで
色々なことが大きく変わる時期です。
特に4月は人が動く時期なので、
日本国内の多くの企業で
人事異動が行われますが、
介護業界のケアマネさんも
例外ではありません。
暑い日も寒い日も関係なく
手間ひまをかけてあいさつ回りをして
ゼロから開拓し、信頼関係を作り、
複数人の患者さんを紹介してくれた
ケアマネさんが事業所の
人事異動でいなくなったときの
ショックといったら・・・
しかしこれは、誰もが通る道なので
受け入れるしかありません。
では、ケアマネさんの人事異動に対して
どのように対処するのが
良いでしょうか?
まず大事なことは、
ケアマネさんの異動の情報を
いち早くキャッチすることです。
久々にケアマネ事業所に
連絡したところ、
「鈴木ケアマネは、3月末で
異動してしまいましたが・・・」
これは最悪のパターンです。
通常は異動日の1ヵ月くらいには
内示が出ているはずですから、
ケアマネさんが異動してしまう前に
その情報をつかみ、必ず後任の方を
紹介してもらいましょう。
もちろん、ケアマネさんの異動の際は
前任と後任の間で利用者さんの
引き継ぎが行われます。
その際、訪問鍼灸マッサージなどの
介護保険外のサービスについても
「うちの介護事業所にとって
使える先生(治療院)」
なのか、それとも
「付き合うべきではない先生
(治療院)」
という具合に、選別が
されることがあります。
ですから、一度でも、前任の
ケアマネさん悪印象を与えたり
問題を起こすと異動した後も、
悪影響が続きますから注意が必要です。
それと、異動でいなくなる
ケアマネさんに対しての
接し方も大切です。
「後任のケアマネさんさえ
紹介してもらえば、
いなくなるからあとは関係ない」
ではダメですね。
何人か利用者さんを
紹介してもらった場合などは、
お礼の気持ちを伝えるために、
ご挨拶にいくべきですし、
場合によっては送別会を
開いてもいいでしょうね^^
では、ケアマネさんの
人事異動を早めにキャッチするには
どうしたらいいのでしょうか?
そこで問われるのは
自分とそのケアマネさんとの
関係性です。
普段のお付き合いを通じて、
自分がそのケアマネさんに対して
”ギブ精神”を持って
役に立っていれば、
ケアマネさんの方から
「4月から○○市の事業所の
異動になります。
今までお世話になりました。
後任は、□□という
若いケアマネなので、
どうぞ引き続き
よろしくお願いします」
と、ご挨拶されたりします。
そんな関係が出来ていれば最高ですね。
今の時期は、ケアマネさんとの
積極的な対面が出来ないので、
情報が伝達しない可能性が高まります。
是非、重要な情報は
常にキャッチできるような
体制はキープしたいですね。