天国でもぼくを見まもっていてください

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

三年前の今週は
悲しい週末でした。

↓↓↓

—– Original Message —–

さちよ おばあちゃんへ

ホームに行ったときに
25メートルおよげるようになったよ、
かけざん九九ができるようになったよ、
など、ぼくの話
いてくれてありがとう。

毎年、5月のたんじょう日の
時には、さちよばあちゃんの
えがおがれてうれしかったです。

天国でも、えがおで
ぼくもっていてください
でありがとうございした。

ふじいあきと

—— End of Message ——

と、これは息子が書いた
お別れの手紙の内容ですが、
三年前の週末に祖母、
サチヨのお葬式がありした。
(98歳でした)

僕が訪問マッサージ始めた
キッカケ与えてくれた
サチヨ婆ちゃんでした。
だからこそ、
寂しい想いです…。

僕が訪問マッサージ始めた理由は、
祖母(当時85歳)の介護が
きっかけでした。

自分の大事な祖母が、
大腸がんの手術して、
そして長期の入退生活余儀なくされて、
足腰はすっかり弱ってしした。

自分の祖母ですから、
なんとか元気になってほしいと
思い週に2回のペースで定期的に
マッサージやリハビリ
行っていした。

その結果、要介護2で自力での
歩行困難だった祖母が
1年後には飛行機に乗って九州へ2泊3日の
旅行に行けるで回復したのです。

治療効果の高いマッサージやリハビリ
定期的に行うことで年齢や性別に関係なく
元気になるということ
実感したんですね。

マッサージしている時間は、
2人だけの時間でしたから、
色々と昔話も聞かせてもらいした。

もともとは身体が弱くて、
子供の時から死ぬような病気何回も
やっていたといいす。

大人になってからも
その虚弱体質は変わらず、
一番ひどかったというのは、
30歳の頃に患ったという
「変形脊椎症」という背骨の歪み。

サチヨ婆ちゃんの
背中指圧するたびに、

「ヒロカズ!そこ、そこ、
 そこ、そのゴリっと
 しているところ、何とかして~~!」

って言うのが印象的でした。

肩甲骨の内側のある部分に、
そのゴリがあるのですが、
そこは、30歳ころの祖母が当時、
背中がとても痛くて痛くて、
何度も注射してもらって
いたところでした。

注射打っても、
すぐに気持ち悪くなって、
朝起きたら吐いてう。
何にも食べることができず、
我慢、我慢、我慢ばっかりで、
本当にもう辛かった時期だったそうです。

そんな祖母も、50歳過ぎた頃に
自然治癒力高める体操に出会い、
継続して続けるようになってから、
身体も丈夫になってきて、
虚弱体質で長くは生きられないだろうと
言われていたところ、98歳の
人生全うすることが出来した。

さて、今回の葬儀は、
親族だけで集って行われしたが、
終始涙が
溢れ出てくるような悲壮感はなく、
サチヨ婆ちゃんのひ孫にあたる
小学生や幼児たちも参列したので、
言葉が適切かどうかわかりせんが、
「明るい雰囲気のお葬式」でした。

「98歳でよく生きたね~。
 お疲れ様~♪」

という雰囲気が
会場包んでいした。

人が亡くなることは「別れ」であり、
本来悲しいものであるはずですが、
悲しさの中に含れている
「無念さ」とか「悲惨さ」が
少ないと、
明るくなるのかもしれせんね。

ところであなたはこんな、
データがあるのご存知でしょうか?

死ぬ時に後悔する事トップ5については、
全世界でほぼ共通しているようです。

このデータ取ったのは、
オーストラリアの看護師のWareさん。

彼女は人生最後の時
過ごす患者たちの緩和ケアに
数年携わっり、死間近に控えた人々に、
「これでの人生において
 後悔は?」という
質問し、その後悔の中で
多かったもの
トップ5は以下のようになるそうです。

================

1. 「自分自身に忠実に生きれば良かった」

「他人に望れるように」ではなく、
「自分らしく生きれば良かった」
という後悔。

Ware さんによると、
これがもっとも多いそうです。
人生の終わりに、
達成できなかった夢が
たくさんあったことに
患者たちは気づくのだそう。
ああしておけばよかった、という
気持ち抱えた
去らなければならないことに、
人は強く無念感じるようです。

2. 「あんなに一生懸命
  働かなくても良かった」

男性の多くがこの後悔するとのこと。
仕事に時間費やしすぎず
もっと家族と一緒に過ごせば
良かった、と感じるのだそうです。

3. 「もっと自分の気持ち表す
  勇気持てば良かった」

世間でうくやっていくために
感情殺していた結果、
可もなく不可もない存在で
終わってしった、という
無念が最後に訪れるようです。

4. 「友人関係
  続けていれば良かった」

人生最後の数週間に、
人は友人の本当のありがたさに
気がつくのだそうです。
そして、連絡が途絶えてしった
かつての友達に
想い馳せるのだとか。
もっと友達との関係
大切にしておくべきだった、という
後悔えるようです。

5. 「自分もっと
  幸せにしてあげればよかった」

「幸福は自分で選ぶもの」だと
気づいていない人がとても多い、
と Ware さんは指摘しす。
旧習やパターンに
絡めとられた人生
「快適」と思ってしったこと。

変化無意識に恐れ「選択」
避けていた人生に気づき、
悔い抱えた
去っていく人が多いようです。

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多くの人は、ここに挙げたようなことに
後悔しながら亡くなっていくそうです。

悔いのない人生送るということは、
もちろん、

・大きな家に住むとか
・毎月海外旅行に行くとか
・避暑地に別荘持つとか
・都会のど真ん中にオフィス構えるとか
・真っ赤な高級車に乗る

といった、己の欲満たすことも重要ですし、
上記の5つ後悔避けるためにも、
「自分がやりたいと思ったことやっておく」
ということはとても重要です。

しかし、それと同時に、
「自分の能力で社会に貢献する」
というこが更に
重要なポイントだと思いす。

この両立が出来るか否かが、
「あぁ、後悔のない
 いい人生だったなぁ。」と
納得しながら、この世去っていく
キーポイントだと思いす。

そのために残り10年、20年、30年
なにすればよいのか。
逆算して、今日、3か月後、
1年後になにすべきか。
そんなこと、じっくり考えるのも
大切だなぁと、今回の葬儀で感じした。