”ザ・肉体労働”から抜け出すには!?

こんにち
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

今、甲子園大会が開催されていますが、
コロナ感染で出場辞退や雨の影響で
順延順延・・・、とトラブル続きの
大会になっていますね。

甲子園大会で思い出すのが、
2007年の夏・・・

甲子園で、”佐賀北高校 旋風”で
盛り上がっていましたが、
独立開業した当時の藤井
肉体労働”の
真っ只中にいました。

早朝6時半に起床し、

・早朝7時半から
 夕方18時まで13人の訪問治療

・夕方18時から21時まで3人の自費治療

・ケアマネ営業でニュースレターを手渡し

・治療院のHPを改良して、PPC広告の設定

・挨拶した人にハガキを出し、メールを出す

・毎月のニュースレターと報告書の作成

寝るのいつも0時過ぎ・・・

という生活を繰り返していました。

8月の炎天下の中も、
治療院から半径6km圏内を
自転車で駆け巡ります。

2007年の夏とにかく暑く、

「2007年猛暑 40.9度、
 当時の国内最高気温更新!
 当時の国内最高を74年ぶりに
 塗り替え!」

というニュースが流れていました。

40度を超えるような暑さの中でも
毎日10人~13人程度の訪問治療を
行っていたので、甲子園球児よりも、
日焼けして、顔や手真っ黒になりました…。

そんな、”肉体労働”を
続けていて気が付いたら
月商100万円を超えていました。

憧れの月商100万円を達成した
充実感と裏腹に、
ものすごく不安な気持ちになりました。

なぜかというと、

”この肉体労働
若いうちしか無理だろうな・・・”

と思ったからです。

今振り返ると正直、
よく体力が持ったと思います。

29歳、独身の状態で独立して、
30代前半までの
体力のなせる技なのかと思います。

それで、結婚して、子供も出来て、
40代になってみてもう一度、
同じことが出来るかと言うと、
もちろん、とてもじゃないけど
出来ないと思います。
(やるべきでもないと思います)

で、今
どうなっているかというと、、、
自分の大好きな仕組みつくりや
大きなビジョン作りや、
アイディア出しのため、
人とお会いしたり、
勉強会やセミナーに参加したりと
いう生活をしています。

そんな、2007年当時の
肉体労働から抜け出した
キッカケとなったのが、
【ヒトに伝える!】
ということを始めて、
治療現場での売上と
別の収入の柱を作ったからです。

2007年当時、
訪問マッサージを一人で運営して
売上も100万を超えたりすると、
専門学校同級生とか、
勤務先の職場の同僚から
「どうやってやるの?」と
聞かれることが増えてきました。

・「お医者さんの同意書って
 取れないんでしょ?」

・「レセプトとかどこかの師会に
 入らないとダメなんでしょ?」

・「ケアマネさんが簡単に患者さんを
 紹介してくれないでしょ?」

・「高齢者インターネット見ないから
 ネット集客無理でしょ?」

などなど、そういう相談を
受けることが増えてきました。

僕も始めた当時
何も分からなかったですし、
これから始めようという人も
何も分からない。

学校でも教えてくれない。
職場でも知ってる人がいない。
学校の先生に聞いても
からないし。

おそらく、僕のまわりだけじゃなくて、
全国の鍼灸マッサージが同じような
悩みを抱いているんじゃなかろうか
と思いました。

特に衝撃的だったのが、
ある友人の鍼灸マッサージ師が
訪問マッサージ会社に
業務委託として勤務していて、
なんとか自分でやってみたいんだけど、
どうしたらいいかわからい、
という相談を受けたときでした。

当時、訪問マッサージの
業務委託って
どんなことをしてるのか、
逆に僕が分からなかったので
教えてもらったら、

「自分現場で施術だけをして、
 レセプトなどの
 事務業務営業をやってもらって、

 売り上げの 43%を
 貰っているんだよ。」

それを聞いた瞬間、
「え?67%も取られるの?」と
ビックリしました!

会社経営を10年以上経験した
今となって
業務委託で「5:5」や「6:4」
という割合も、妥当かなと思いますが、
当時
「え?67%持っていかれて、
 それでやってるの?」と思ったんですね。

だって、レセプトなんて、
足し算と掛け算が出来れば誰でも出来るし、
新規集客に関しても、
ちょっと頑張れば個人で開業して、
10人程度の新規患者さんであれば
十分いけますからね。

そんな相談を数多く受けるようになって、
それらの悩みを解決するような教材というか、
マニュアルのようなものがあれば、
世の中的にも
良いのでと思い制作したのが、

「訪問マッサージ 
 個人開業完全成功マニュアル」
(2008年発売、定価:2万9800円)

でした。

これがキッカケに、
現場で治療して得られる収入のほかに、
新たな収入の柱を作ることが出来ました。

当時、僕が現場で訪問マッサージの
施術をして得られる報酬
1回あたり350円(1割負担)。
1か月で一人当たり3.5万円くらい。
そんな患者さんが約30人いたので、
月収100万円程度でした。

ひとり治療院であれば、
このあたりが売上の限界値でしょう。

しかし、マニュアルの販売となると、
限界値というものが存在しません。
どうなったかというと、、、

・2万9800円 × 11人/月 =
 33万円(販売1か月目)
・2万9800円 × 20人/月 =
 60万円(販売2か月目)
・2万9800円 × 40人/月 =
 120万円(販売3か月目)
・2万9800円 × 60人/月 =
 180万円(販売4か月目)
・2万9800円 × 90人/月 =
 270万円(販売5か月目)
・2万9800円 × 100人/月 =
 300万円(販売6か月目)
・2万9800円 × 120人/月 =
 360万円(販売7か月目)

・・・
となり、販売開始して半年後に
訪問治療で得られる報酬の
3倍になりました。

これ、現場で治療だけ
やっているステージから
「人に教える」というステージに
移行したからです。

人に教えるということを
通じて感じたこと

「人に教える=
 自分に教え言い聞かせること」

となり自分自身の学習、勉強、成長に
つながることを日々実感しています。

◆「教えることが最大の学び」

◆「わからないことがあったら、
  他人に読ませるための本を書け」

と、よくいわれます。

現在の、知識情報社会で
良質な情報をインプットした人間が、
圧倒的な価値を持つこと
あなた自身もなんとなく
感じていることと思います。

しかし、もっとも良質な情報と

「他人に教えることで生まれる”気づき”」

であることであることを、
今までを振り返って
改めて実感しています。

自分の知識をアウトプットすることで、
それを客観視できるようになるため、
当然理解が深まりますし、
自分自身の知識を、
より高いレベルに
引き上げられるようになります。

これを、「知恵」と言います。

僕も、マニュアルやメルマガなどで

「自分の知識をアウトプットした」

からこそ、知恵を獲得できました。

是非、あなたも
学んだこと”即伝える”
ということを意識して、

「自分の知識をアウトプットして
 ”知恵”に変換する快感」

を味わってください!

あなたのステージが
グーーンとあがると思います。