出会う前から始まるリピート戦略

こんにちは！
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

新年が明けて、
最初の新規患者さんから
体験治療の依頼を頂いたという
お声を続々と頂いております。

訪問鍼灸マッサージの場合、
初回の治療が始まったら
ほぼ１００％のリピートが
確約されていますが、
そのリピートが3ヶ月で終わる人と、
5年以上継続する人で分かれます。

一般的なリピートの施策としては、
初回無料体験治療が終わったら

１：患者さんにお礼のハガキを出す。

２：ケアマネさんに
　　紹介お礼の挨拶に行く。

３：その後、毎月の
　　ニュースレターなどで関係構築

というステップですが、
それくらいは、最低限
やっていますよね？

もし、やっていないのであれば
それくらいは
最低限やってくださいね。
今の訪問鍼灸
マッサージ業界においては、
完全に取り残されますので・・・。

それ以外のリピート対策として
シェアさせていただく内容が
初回体験治療前にお送りする
「初診前案内レター」です。

体験施術が終わった後ではなく、
施術が始まる前からの
リピート戦略の１つです。

これは、初回体験治療を
実施する前に
送るものになります。

初回の体験治療の
前に患者さんに
読んでもらうという点が重要です。

初回体験治療の
依頼って、こんな感じで
電話などで
問い合わせが入ると思います。

↓↓↓

電話「トゥルルゥゥゥゥゥゥゥゥゥ～～～～♪」

あなた
「はい、○○訪問マッサージ院です。」

患者さん
「もしもし、ホームページで
　初回無料体験のページを
　見てお電話したのですが・・」

あなた
「ありがとう御座います。
　無料体験のお問い合わせですね。
　それではまず、あなたの
　お体の状態をお聞きしたいのですが、
　よろしいですか？」

患者さん
「1年前に脳梗塞で倒れて、
　左半身に麻痺が残っているので
　訪問マッサージを
　お願いしたいと思っているのですが…」

私
「わかりました。
　それでは、一度ご自宅に
　お伺いしたいと思うのですが、
　ご住所とお名前を
　教えていただけますか？
　また、ご都合の良い日時はありますか？」

患者さん
「それでは、金曜日の
　夕方4時は大丈夫ですか？」

私
「はい、わかりました。
　今週の金曜日の夕方4時に
　お伺いしたいと思います。」

あなた
「何か用意しておいた方が
　良いものってありますか？」

私
「特にございませんが、
　マッサージを受けやすい服装で
　お待ちください。」

あなた
「わかりました。
　それではお願いします」

私
「宜しくお願いします。」

↑↑↑↑

この初回体験治療の
予約の電話を頂いた時点で、
患者さんのリスト
（名前、住所など）が
わかりますよね？

この段階で、
初診前の案内レターを
すぐに送ります。
ここからリピート戦略が始まります。

このレターを送る目的は、
患者さんの不安を
少しでも緩和することです。

訪問マッサージ・鍼灸を受ける前の
患者さんは
多くの不安を抱えています。

例えば、、、

・どんな先生が
　往診に来るんだろうか？
・男性か？女性か？
　若いか？ベテランか？
・脳梗塞後遺症の治療に強いのか？
・この痛み治るんだろうか
・料金はいくらなんだろう？
　本当に400円/回なのか？
・同意書が必要らしいが、
　どんな書類なのか？
・どれくらいのペースで
　治療をすれば効果が出るのか？

などなど。

このように、
初めて訪問マッサージ・鍼灸を
受ける患者さんの
頭の中には不安がいっぱいです。

その不安を解消する為に、
初回体験治療の前に送るのが
初診前案内レターになります。

不安で一杯だった患者さんも
この「初診前案内レター」をみることで
施術者のことを
理解してくれるので、
初対面する前から
信頼関係を構築することが出来ます。

もし、あなたが

・訪問マッサージ・鍼灸で
　どのようにリピートを
　上げたらいいかわからない。

・周りにライバルができて
　どんどん新規集客が
　難しくなってきた。

・スタッフが新規に入ると
　なぜかリピートしない。

・リピートに繋がるツールを
　活用したい。

と思っているのであれば、
「初診前案内レター」は、
その後の、リピート期間を左右する
ツールになりますので、
是非、導入してみて下さい。