上中里のいこいが閉店!!

こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

あなたは、
JR京浜東北線 上中里駅前って
ご存知ですか?

東京23区の駅の乗降客数
ランキングで下から2番目という
かなり寂しい駅です…^^

その上中里駅から
徒歩1分の所にある
マンションの一室(12階)に
ベッド1台だけ置いてオープンした
小さな治療院が
僕の独立起業のスタートでした。

その上中里駅を
降りてすぐの所に
狭小立ち飲み居酒屋の
いこい”があります。

久々に、いこいの前を
通ってみると
閉店のお知らせ」の張り紙が!!

値段もリーズナブルで
さくっとお酒を楽しめる
お店が閉店となるのは、
さみしい気持ちになりす。

このコロナ禍で
飲食店の閉店が相次いでいますが、
まだまだ飲食業は競争が激しく、
新しくオープンした飲食店が
数か月もしないうちに
廃業・閉店してしまった…という例は
珍しくありません。

しかし原因は
コロナ禍や料理・接客サービスの
質ではなく、
経営戦略の甘さや集客に
関する知識不足のために撤退へ
追い込まれてしまうのが
実態となっているようです。

これらは治療院業界や
どの業種も共通していて、
長期的に経営・運営していくためにも、
廃業しやすい治療院の特徴を
3つご紹介します。

特徴その1:マーケティング不足

開店から間をおかず
廃業へと追い込まれてしまう
治療院には、
いくつかの共通した特徴が
あると言われています。

ひとつ目に、経営の
基本となるマーケティング不足が
挙げられます

詳細なリサーチを
考慮した上で開業し、
治療院を多くの人に
認知してもらうための
広告や回転率を高める工夫など、
さまざまな視点から
考え抜かなければ、
長期的に継続するのは難しいのです。

特徴その2:開業資金の不足

2つ目の特徴は、
開業の際に資金を十分に
確保していないことから
起こる資金不足です。

治療院経営には、
開店準備に必要な資金に加え、
売上に関係なく家賃や
人件費等の固定費が
継続的に発生します。

また、開業の際に
銀行などから融資を受けているなら、
その返済に充てる費用も
考慮しなければなりません。

特に訪問鍼灸マッサージは
保険請求から
入金まで約2~3ヶ月ほどかかります。

ですので例え数ヵ月の間、
売上がゼロだったとしても
しばらく、
経営を続けられるだけの

資金を準備しておく必要があります。

特徴その3:スタッフの雇用問題

3つ目は治療院で
働くスタッフの雇用問題です。

治療院の規模などによって、
必要となる従業員の数は異なります。
スタッフの確保には、
実はかなりの労力と
費用が必要になるのです

また、治療院運営においては、
人件費が大きな割合を占めます。
そのことを考慮した上で、
何人雇うのか、採用コストに
いくら掛けるのかを
決めなくてはなりません。

これから開業をする予定の方、
すでに開業されている方も再度改めて
振り返ってみましょう。

せっかく開業させて
治療院がすぐに廃業とならない為に、
売上の仕組みをしっかりと理解し、
ライバル店に打ち勝てる戦略を立て、
しっかりと準備する必要があります。

これらをきちんと考えたうえで
長く続く治療院運営が
できたらいいですね^^