副業の落とし穴

こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

「副業で出来ますか?」

「副業からスタート
 OKでしょうか?」

「副業でどれくらい
 稼げますか?」

というご質問をしばしば頂きます。

副業で
訪問鍼灸マッサージ事業は
出来なくはないですが、
「ん?この考え方は
 ちょっと危ないかも・・・」
思っています。

先が読めない世の中ですから、
これから
訪問マッサージ・訪問鍼灸で
独立開業を目指す方の中で

「まずは、副業として
 始めてみようと思ってます」

という考え方を持った人が
増えているのは当然でしょう。

あなたは【副業】と
聞くと、
どんな事を想像しますか?

*本業の片手間で簡単に稼げる

*土日など1日数時間で月収30万

*とにかく精神的にも
 肉体的にも楽チン!!

多くの方は、副業と聞くと
「簡単」なイメージを
持ってしまいがちです。

もし、あなたも同じ
イメージを持ってしまっているなら
それは大変危険な状態に言えます。

そしてこのイメージを持ったまま
訪問マッサージ・訪問鍼灸を
始めようとしてしまうと
2つの大きな落とし穴に
落ちてしまうかもしれません。

■落とし穴その1

自分がやっているのが
「副業」だと考えていると
力を注げない言いわけに
なってしまう事が多いです。

「本業が忙しいから」

「時間がないから」

「まぁ、そこまで頑張らなくても」

などなど…。
自分が訪問マッサージの
ビジネスに真剣になれない理由や
がむしゃらに取り組めない理由を

「副業だから後回しにしよう」

つまり、いつも
後回しになってしまい
中々実行できないという
状況に陥ってしまいます。

そして、最悪の状況になると・・・

「簡単だと思ったのに!
 やっぱり自分には無理なんだ!」

こうなってしまいます。

もちろん、全員が全員、
この落とし穴に
はまるわけではありません。

ただ、多くの方が
このように感じてしまい
最悪の状態に
なってしまいがちです。

■落とし穴その2

自分がやっているのが
「副業」だと考えていると
自分だけしか
見えなくなってしまう事が多いです。

今からやろうとしている事は、
訪問マッサージ、
訪問鍼灸で患者さんから
お金を頂き、
自分の収入をアップさせて
いくという事が
目的になってきます。

ここで考えて欲しいのが、

「お金を稼ぐ=お金を
 払う患者さんがいる」

ということです。

つまり、本業であっても
副業であっても
お金を稼ぐという事は、
お金を払う患者さんが
いるということをしっかりと
理解する必要があります。

例えば、あなたが
友人でWEBデザインが
出来る人がいるとします。

開業する際の
ホームページのデザインの
仕事を頼むとしたら、
下記のどちらの友人に
お願いしたいと思いますか?

==========
・友人Aさん

平日夕方の2時間と
週末しか空いていないけど
業務に責任を持って、
開業1週間前という
納期を必ず守ってくれると
約束した友人Aさん

==========

・友人Bさん

同じ時間、業務をしているけど
明らかに
流れ作業でやっているで、
納期にも間に合うか微妙な友人Bさん

==========

「これはメインの
 仕事じゃないから」

という深層意識は、
自分のやる気にも影響しますが、
訪問マッサージ、訪問鍼灸の
運営の内容にも
反映されてしまいます。

ですから、
これから独立開業して
大きなお金を
稼いでいこうと思うなら
この「副業」という
感覚は無くしてください。

「お金を稼ぐ=お金を
 払う患者さんがいる」

これをしっかりと理解しておいて下さい。

最後に!

もしもあなたが
副業でやろうと考えている 、
訪問マッサージ・訪問鍼灸の
事業において、
「24時間、365日」
命を削るように
この事業に全てを掛けて
本業として、活動している方も
あなたの地元に
多くいることを忘れないでください。