院長の想いは共有されているか?

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

あなたの治療院には
「想い」はありますか?

そして、その「想い」は
院内で共有されていますか?

「共有されているか
 わからない・・・」

と、少しでも思ったのなら、
「共有するためには
 何をすればよいか」を考える
今がそのタイミングと
言っても良いかもしれません。

なぜなら、
経営者であるあなただけが
治療院の目指すところを
胸に想いを描いていても
治療院全体にとって
意味を持たないのです。

 

スタッフ全員が「想い」を
共有していなければ
それを行動に表すことはできない。

行動に
表せないということは、
あなたの「想い」は
実現されないということ
ですよね。

これは、治療院経営を
継続させるためにも
とても
重要な課題ではないでしょうか。

「想い」は、胸に秘めているだけや
紙に書いただけでは、
何も変わりません。

 

「想い」に向けて
実際に身をもって実行することで
治療院は
成長していくはずです。

 

そして、それがお客様にもきっと伝わります。

 

「想い」を共有させるためには、
何度でも繰り返し
伝え続ける必要があります。

何度も何度も繰り返し、
粘り強く伝えなければ
きっとすぐに
忘れ去られてしまうでしょう。

日常に忙殺されると
大事なことすら
忘れてしまいませんか?

「何度も」、そして「繰り返し」、
アピールすることで
心にとどめてもらうことが
出来るのです。

そして、
心にとどめられた事項は
万一の際には
思い出すことができるはずです。

あなたの「想い」は、
貴院にとって
大切なものであるはずです。

ということは、
あなた自身の言葉で
伝えなければなりません。

 

あなたの「想い」を、
院内ルールブックに書いておけば
スタッフはいつでも
あなたの「想い」を共有できます。

 

忘れたとしても、
院内ルールブックを
手に取ることにより
思い出すことができるはずです。

どうすればよいか困ったとき、
取るべき行動を
取れるようにもなるはずです。

 

院内ルールブックは、
治療院を経営するにあたっての
あなたの思い描いた
価値観をすべて記載している
ルールブックなのです。

 

その中には、
あなたが治療院の
将来を見据えた「想い」を
書いておくことが望ましいです。

いつも仕事中に持っておき、
スタッフは
いつでも開くことができる。

 

たとえあなたが不在でも、
スタッフは働く際に、
院内ルールブックに
書いてある通りの行動を
取れるようになるので、
あなたには安心が保証されます。

 

院長の想いは、

「胸に秘めているだけ」

「紙に書いているだけ」

では意味がないのです。

スタッフ一人ひとりが
あなたの「想い」を共有し、
それを理解し
行動として表せていなければ、
その「想い」を
実現することはできません。

スタッフ一人ひとりが
あなたが考えている、
治療院の
将来の「想い」を共有し、
それに向けて行動できるように、

そして、あなたの「想い」を
実現できるよう、
院内ルールブックを
活用すべきではないでしょうか?

スタッフの意識が
同じ方向を向けば、
治療院全体の成長への道のりが
スムーズになるはずです。

「想い」がスタッフに共有されれば
あなたと同じ方向を向いて
治療院が成長します。

そういう人たちが
いることは心強く、
あなたは経営に専念でき
安心できるはずです。

 

治療院経営の在り方に
疑問を感じた時、
この「院内ルールブック」の存在は
欠かせないものとなるでしょう。