激しい為替レート

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

「円安」

今年の春頃から
ニュースや新聞などで
「円安」というワードを
目にしていると思いますが、
今、対ドルに対する
円の価値が下がってきています。

この現象は、
日本の通貨「円」
1円単交換できるドルの
単位が相対的に
少ないということです。

例えば、海外で
お買い物をするときに、
今までリンゴを
1個100円で買えていたものが、
リンゴが高くなり
1個130円でなければ買えなくなった
とお考えいただくと
わかりやすいですね。

つまり、今迄100円で
買えていたものが
130円出さないと
買えなくなった状態
ということです。

なぜ、いきなり
こんな話をするかというと、
スタッフさんが、

「数十年前に購入した
 ドルのトラベラーズチェック(T/C)が
 出てきたが、
 今後T/Cがいつまで流通するか心配。
 いま、この円安の時に
 両替したい!

と話していたのを聞いたからです。

若い世代の方は、
トラベラーズチェックのことを
ご存知ない方もいらっしゃる
と思いますので、
簡単に説明しますね。

海外旅行に行く際に、
現地では当然現地の通貨
必要となります。

クレジットカードでの支払いが
あまり浸透していなかった時代、
旅先で両替も可能ですが、
時間もなくできれば出発前に両替して
おくとスマートということで、
出発前に空港や、銀行の窓口で
現地通貨にあらかじめ
両替して旅行に行っていたんですよね。

ただ、現金その場限り
といわれるように、
現金をたくさん持ち歩くと、
治安が良くない国では
盗まれてしまうと大変です。

盗難にあっても、
後から保障される本人しか
使えない「旅行小切手」として
トラベラーズチェックが
存在していたのです。

利用する際に、購入時に
署名していた名前(サイン)を利用時の
署名欄に署名(サイン)すれば、
本人のみが使えるというものでした。
(本人確認のため、パスポートの
 提示などが求められることも
 ありました。)

クレジットカードの普及により、
今では金融機関もトラベラーズ
チェックの取り扱いを
していないところがほとんどです。

スタッフさんの
手持ちのT/Cの金額は、
「約750ドル」(USD)とのこと。

それも、旧姓で・・・

色々調べると、
某金融機関系列の
両替所がいくつかあり、
その系列金融機関が発行した
トラベラーズチェックは
交換可能ということが
わかったそうです。(旧性でもOK!)

また、お店によっては
土日も対応してくれるということで、
スタッフさんは
両替に行くぞ!」と
言っていました。

後日、どうだったか聞いてみると、
無事USDから日本円に
両替してもらえ、円安の恩恵を受け
購入時 大体 1ドル=100円
しなかった・・・ものが、
両替時 1ドル=130円位で
両替してもらえたと喜んでいました。

1ドル100円で購入したとすると、
購入時にかかった費用は
75000円となります。

それが1ドル130円で
両替できたとするならば、
手元には97500円が入るわけです。

この差額、22500円が「為替差益」、
つまり外貨を使った投資を
行った場合の利益となるという
ことになります。

投資先を「海外」に
関するものに設定した場合、
得られる利益ということですね。

今回、円安ということで
利益が生まれましたが、
これが円高になったとしたら
為替差損」が生じて、損益を
被ることになるわけです。

スタッフさんには
投資感覚はまったくありませんでしたが、
こういった、
取引きで
利益を
上げている方々もたくさん

いるわけです。

ただ、為替相場などは
激しく変動しますし、
僕たちのような個人が
値動きをコントロール
することは不可能です。

もし、投資で利益を
上げたいとお考えなら
ある程度コントロール可能なものが
良いですね^^