こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
以前に開催した
大規模なセミナーにて、
現在、治療院経営をされている
オーナーの悩みを
大きく分別すると
次の3つに集約されていることが
分かりました。
それが、
第3位:レセプト関連のお悩み
第2位:同意書関連のお悩み
第1位:新規集患のお悩み
になります。
前回は、
「第3位:レセプト関連のお悩み
をお伝えしましたので、
今回は、
「第2位:同意書関連のお悩み」
についての解決策を
シェアいたします。
あなたの周りにも居ませんか?
「同意書取れへんやろ~(大阪)」
「同意書取れんがや~ (名古屋)」
「同意書取れないっしょ (東京)」
、、、、
だから、
訪問マッサージ・訪問鍼灸なんて
やっても無駄だよ
という素人の
鍼灸マッサージ師の言い訳を
聞いたことがあると思います。
でも、これは
全く真実と異なります。
療養費の取扱額が
年々上がっているという事は、
同意書の発行枚数も
基本的には上がっているはずです。
それで、当協会の方で
過去4年程度に渡って
蓄積したデータを
ひとつの目安をご提示します。
訪問マッサージ・鍼灸で
全国約2000名の
治療依頼の中から
同意書発行率がどの
程度あったかデータを
調べたところ数字が出てきたわけです。
この定義に関しては、
無料体験後に
同意書発行を主治医に依頼して
OKかNGのどちらであるかです。
同意書発行率に関しては、
OKが88.4%、
NGが11.6%で
これが2000名、
全国津々浦々北海道から
沖縄までデータを
集めた中で無料体験まで行き、
先生にお願いして同意書を
貰えた時に出た数字です。
100人いたら88人が
OKを貰えるのが平均になります。
残りの11.6%に関しては、
お医者さんの意向で
駄目だとNGを
出されてしまうわけです。
この同意書発行率については、
どんなに頑張っても
100%になることはありません。
日本訪問マッサージ協会にも
定期的に、同意書の発行についての
相談を頂きます。
最近の傾向として、
・「医師会の方針で同意書は
書かないことになってるから…」
・「専門外の疾患の
同意書なんて書けないから…」
・「うちの病院の方針で
一切同意書は書かないから…」
といった理由で
同意書発行を
拒否されるケースが
増えております。(地域差あり)
この同意書の壁を突破しないと、
せっかく、あなたの
治療院を信頼して
依頼してくれた患者さんの
期待に応えることが出来ません。
医師との同意書発行に
関しての交渉が
出来ないがために、
鍼灸マッサージの保険治療を
諦めてしまったという
治療院も数多く
訪問マッサージ・訪問鍼灸
において、
同意書獲得に関しても
絶対に避けて通れない道なのです。
■同意書獲得への7ステップ
日本訪問マッサージ協会では、
同意書獲得にあたっては
下記の7ステップの
手法を推奨しています。
===========
・同意書獲得への7ステップ
1主治医にお願いする
2 1がNGの場合は
他のかかりつけ医にお願いする
3 2がNGの場合は、
新たなドクターを探して電話する
4 一度来てくださいと
言ってくれた病院に
患者と家族と同伴で行く
5同意書の依頼書の他に
当院の理念や誓いの
用紙を同封する
6同意書発行後は、高級便箋で
自筆のお礼を書く
7毎月(3か月毎)に報告書などで
フォローして医師との関係を深
===========
ただ、この7ステップの中で
ちょっと面倒な作業が
「ステップ3」の
新たなドクターを探すという
作業になります。
協会の会員さんからも
「自分の地域で
同意書を書いてくれる
ドクターはどこに居るか
分からない・・・」
という相談メールを
頂くことがあります。
もしかしたら、
あなたも同じような悩みを
お持ちかもしれませんね。
そんな悩みを
解消するために役立つのが
「全国ドクター同意書OK/NGマップ」
です。
自分の地域で
同意書を書いてくれる
ドクターがどこに居るか、
また、同意書発行に関して
基本的にNGの
病院がどこなのかを調べる上で、
相当便利になり、
かなりの時間短縮が可能になります。
現在、日本訪問マッサージ協会
本部には
全国で4000院の
クリニックの
(毎月リストは増えています。)
同意書発行実績のあるドクターの
リストがあります。
ただ、これはお守り替わりとして
持っておく程度と
思っておいた方がいいです。
基本的には、
1度主治医に断られたとしても、
鍼灸マッサージ師が正面切って
対面でご挨拶に伺って、
自分が責任を持って
最後まで施術をすると
訴えれば、
渋々ながらも同意書に
サインをくれることは
日常茶飯事的にありますから
簡単には諦めないでくださいね。