こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
訪問鍼灸マッサージにおいて、
医師との関係性は
切っても切れません。
出来るだけ、
穏便に良い関係性を
継続していきたいと
願っていますが、
鍼灸マッサージ師の対応について
ご立腹されるケースもあるので
注意が必要です。
例えば、こんなケースです。
↓↓↓
—– Original Message —–
本日は、新規患者さんが医院へ
マッサージ同意書を
持って行った際に
Dr(内科医)から
依頼状の内容(症状欄)で
指摘されたことについて
教えてください。
当院からの
Drへの依頼状の内容は…
「糖尿病の影響で
全身の血行が悪く、
足関節に関節拘縮(可動域制
及び下腿に強い浮腫が
みられます。
また、下肢の筋力低下も
顕著な
歩行が不安定で
転倒が多いようです。
下肢の血行改善及び筋力強化
努めたいと思います」と記入。
上記の蛍光表示は、
体験施術の際に足首の関節に
拘縮ではなく
可動域制限がみられたので
同意書上では関節拘縮の
症状として明記したのですが、
Drからは拘縮は無いので
依頼状のとして
症状説明としては不適切。
ということで…
Drに不信感を持たれたらしく
同意書を記入してもらえませんでし
患者さんからは、
今回は諦めるとのことで
改めて医師への説明も
出来ませんでした。
今回のように同意書取得の際に
可動域制限がある場合、
関節拘縮ありとの認識は
間違いなのでしょうか?
—— End of Message ——
ドクターの中には、
鍼灸マッサージ師が
医療の専門用語を使ったり、
診断っぽい表記をすることを
快く思わない方も
いらっしゃいます。
今回の場合は、
糖尿病、関節拘縮、
浮腫、筋力低下などの
表記が
気に障ったのかなと思います。
僕も以前、
同じようなケースで
お医者さんが
ご立腹になったという事が
ありました。
ただ、殆どのドクターの場合は、
~~~
「糖尿病の影響で
全身の血行が悪く、
足関節に関節拘縮(可動域制
及び下腿に強い浮腫がみられます。
また、下肢の筋力低下も
顕著な
歩行が不安定で
転倒が多いようです。
下肢の血行改善及び筋力強化
努めたいと思います」と記入。
~~~~~
で、問題ないと思いますが、
診断権のない
鍼灸師が偉そうに書くことを
嫌う医師もいらっしゃいます。
なので、敢えてやんわりとした
表現で依頼書を
作るようにしました。
例えば、こんな感じです。
↓↓↓
~~~
「持病の影響で、
足のくるぶし付近の動きが
不自由ということで
お困りのようです。
また、夕方になると
足が重たくなると
感じているようです。
その為、歩くのが
大変で転びそうになることも
あるとのこと。
それらの症状の改善を
目指して、
施術に努めたいと思います」
~~~~~
という表記にして、
あえて関節拘縮、浮腫、
筋力低下、糖尿病などの
キーワードを抜いた形で
依頼書を作ります。
関節拘縮については、
どこからが拘縮かどうかの
基準が明確でなかったり、
浮腫についても、
本当に浮腫なのか
ただ単にふくよかな
体系なだけなのか等
医師の判断もしにくい
部分があると思いますので。
専門用語の表記を嫌う
ドクターの場合は、
やんわりした表現での
依頼書の作成をお勧めします。