こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
治療院の経営をしていると、
本当に様々な業者さんから
電話やメールで
ご案内が届きますよね。
タダでさえ忙しいのに、
全ての業者さんの話に
付き合っていては、
時間が足りなくなってきます。
その際、役立つ考え方が
「障害物を設置する」
ということです。
例えば、
先日メールボックスに
こんなオファーの
メールが届いていました。
↓↓↓
—– Original Message —–
【治療院の動画で
ブランディング構築のお手伝い】
日本訪問マッサージ協会
藤井 宏和 代表
突然のメール失礼いたします。
初めまして、わたくし
株式会社〇〇の山田と申します。
弊社は治療院向けの
動画撮影を行っていますが、
集客や採用に
つながる活用法について、
ご提案のお時間を頂けないでしょうか。
治療院のイメージ、
院長の想いを捉え、
患者さんを逃さないための
独自のメッセージを発信し、
伝え続ける必要がある時代と
感じています。
動画には、
優れたアイキャッチ力と、
感情を動かし共感を
得られるという点が強みであり、
また、感情は情報として
強く記憶に残るため
長期的に定着しやすいと
言われています。
貴協会の会員様にも
メリットがあると思いますので、
少しでもご興味を
お持ち頂けるようでしたら、
ぜひ一度、弊社の
ご挨拶も兼ねたお打ち合わせの
お時間を頂けますと
幸いでございます。
来週・再来週の
ご予定等如何でしょうか。
私どもから候補日を
お送りさせて頂いたほうが
よろしければ、すぐに
お送り致しますので、
何なりとお申し付け下さい。
それでは、ご連絡を
お待ち申し上げております。
何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社〇〇
山田
—— End of Message ——
おそらく、あなたの
メールボックスにも
上記のような業者さんからの
提案メールなどが
届いていると思います。
これら全てに対応していては、
時間が足りなくなります。
ただ、もしかしたら
本当に価値あるサービスで、
無視したら損してしまう
可能性もゼロではありません。
そんな時に有効なのが、
「障害物競争」
ということで、
障害物を設置して
それを乗り越えてくるか
どうかをチェックします。
こんな感じで。
↓↓↓
—- Original Message —–
株式会社〇〇
山田様
メールありがとうございます。
日本訪問マッサージ協会の
藤井と申します。
現在、日本訪問マッサージ協会には
有難いことにさまざまな業者様から
オファーをたくさん頂戴しています。
でも残念ながらといいますか、
失礼ながらといいますか、
その大半は「?」と
いうものなので、
たいていはそのまま
スルーさせていただいています。
今までの私の経験上、
具体的なオファーがない状態で
「詳しくは直接会って
お話ししたい」とか
「直接会って意見交換をお願いしたい」
という相手の話を聞いて、
一度たりとも
有益だった試しがありません。
もし、当協会に対して
オファーがありましたら、
お手数ですが、具体的な数字も含めて
提案書のご提出をお願いいたします。
例えば、
~~~~~~~~
今回のご提案は、
これこれ、こういうわけで
御社にとって
このようなメリットがある
ご提案です。
報酬につきましては
このように考えておりまして、
条件面では、これこれ、
こういう内容で考えておりますが、
いかがでしょうか?
~~~~~~~~
といった内容も含めて、
具体的な
提案書を送って
頂けると助かります。
日本訪問マッサージ協会にとっても、
会員の治療院さんや
一般の患者様にとっても、
その患者さんたちにとっても
メリットが多大にあると
判断した場合は
対応させて頂きたいと思います。
お手数をお掛けしますが
何卒ご理解の上、
宜しくお願い致します。
日本訪問マッサージ協会
藤井宏和
—— End of Message ——
このように、提案書という
障害物を設置します。
すると、どうなるか?
ほとんどの業者さんが
連絡が途絶えます・・・。
でも、本当にメリットがある
内容でしたら
提案書くらい
サクッと作れるはずなのです。
もし、ちゃんとした業者さんで
提案書が上がってきたら、
その提案書の内容を見て
メリットがあれば、
面談すればいいし、
メリットが無ければ、
お断りすればいいだけです。
ということで、上記のメールを
テンプレートとして
使っていただけると
価値のない業者さんとの
無駄な時間が
大幅に削減可能です。