あの治療院は全然あいさつに来なくなったわ…

こんにちは。
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

新型コロナウイルス感染症が
流行りだして早3年目。

コロナ禍であっても、
工夫しながら、
徐々に以前のような
イベント開催なども
行われましたね。

訪問治療院事業においても
コロナ1年目のような、

・紹介が全く入らない、
・施設に入れない、
・ケアマネさんに会えない

といったようなことは
少なくなって
きたのではないかなと
感じています。

さて、先日、協会会員さんの
営業先のケアマネさんが
こんなことを言っていたそうです。

「以前、利用者さん
 紹介していた治療院は、
 規模が大きくなったら
 挨拶に全然来なくなった」

「これからはあなたに
 利用者さんを紹介しまくるから
 初心を忘れないで頑張ってね!」

ここの事業所は、
すでに紹介先の治療院が
決まっていたようなのです。

ですが前述のように、
事業所に足を
運ばなくなったことで、
ケアマネさんが
当協会の会員さんの治療院に
乗り換えたようなんですね。

これ、どう思います?

完全に「初心」を
忘れてしまっていますよね。

始めはひとり治療院の院長として
事業を開始したとしても、
年数が経つうちに、

・施術スタッフが増えたり
・営業スタッフを雇ったり
・事務スタッフに
 事務作業を任せたり
・治療院の規模が大きくなったり
・自分が現場に出なくなったり

変化することってありますよね。

ひとり治療院の院長として
変わらずに
頑張っていらっしゃる方も
もちろんいると思います。

変化してもしなくても、
「初心」って
忘れて欲しくないなと

思うんです。

「この事業を始めようとした気持ち」

「患者さんの
 ご紹介を得るために、
 必死になって
 営業していた時の気持ち」

初心を思い出す
メリットとしては、
こんなことがあるかなと。

1.見落としていた
  問題点に気づける

日々忙しく
活動されている中で、
見落としていることが
あるかもしれません。

行き詰まった時は、
抜け出すヒントが
見つかる可能性もあります。

2.自分の成長を感じられる

初心は、
事業をスタートした時の
気持ちや考えなので、
今の自分がどれくらい
成長しているかが分かります。

成長の実感を得られるって
大事だと思います。

3.狭くなった視野を広げる

事業を進めていくにつれて
自分の経験や知識が増えると、
視野が狭くなって
しまうことがあります。

初心を思い返すことで、
新たな方向性が
見えて来ることもあります。

慣れると
慢心してしまいがちですが、
最初のころの志を忘れずに
活動して欲しいなと思います。

あなたの「初心」、
覚えてますか^^?