こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
この時期、脱サラして
訪問マッサージ院を
開業したいという方の
相談を受ける機会が
多くなってきました。
もう3月末で
退職が決まっていて、
残っている有給休暇を
上手く活用しながら
4月以降の新たな道を
模索されている方たちです。
その中には、
凄く意識が高くて、
・困っている人を助けたい
・地域に貢献したい
・永く愛される治療院を創りたい
と考える人がいる一方で、
ちょっと残念な方が
いるのも事実です。
—- Original Message —–
今年の3月末に会社を退職して
訪問マッサージ院を
立ち上げたいと思っています。
業界未経験なので、
施術者も患者様も
紹介して欲しいです。
現在、月給40万程ありますので、
その水準を下回るようには
したくありません。
どのような
進め方が良いでしょうか?
—— End of Message ——
正直、厳しいと思います・・・。
初期投資ゼロで、
毎月安定した40万というのは
原理原則に沿っていません。
未経験の分野で
恐怖があるのは仕方ありませんが、
成功するためには、
今の生活を捨てて将来のために
苦労したりお金をかけたりする
必要が絶対あります。
例えば、スポーツの世界では
分かりやすいです。
スポーツで何かを
成し遂げようとするとき、
必ず代償(痛み)の
先払いが必要です。
「オリンピックで金メダル」
レベルの選手は平日は
もちろん、土日も8時間程度、
とにかく必死で
練習をしているでしょう。
また、海外遠征なども
必要な場合は遠征費などの
費用も掛かってくるでしょう。
しかし、そのような努力を
重ねたとしても、
本当に将来オリンピックで
金メダルを取れるか分かりません。
試合中や練習中に
ケガをしてしまい選手生命を絶たれる
リスクもゼロではないでしょう。
結局のところ、
本人の努力と運次第だといえます。
同じことは、
ビジネスでもいえます。
たとえば、訪問マッサージ院で
成功したいと思うのならば、
それ相応の努力が求められます。
未経験であれば、
この業界の知識を得るために
セミナーに出たり、コンサルティングを
受けたりするなどの
投資(お金)も必要です。
ただ、それらを受けても
本当に成功できるか
どうかはわかりません
本人の努力と
運次第となってしまいます。
成功における、宇宙の原則は
代償(痛み)の先払いが
基本となっています。
・自分で専門学校に通って
資格を取る気はない
(3年間と500万
・コンサル代は高いので
払いたくない(月額5万程度)
・採用費用は払いたくない
(成果報酬で20万程度)
・患者さん獲得の広告費は
掛けたくない(月額5万程度)
これらのように
代償(痛み)を払わない人には、
経済的なリターンは
絶対に返ってきません。
でも、多くの人は、
「ノーリスク、ハイリターン」
を期待してしまいます。
しかし、そんなのはありません。
何か変わろうとしているときには、
リスクがあるのは当たり前です。
リターンを得たいのであれば、
お金か手間をかけるという
リスクという積極的な
代償の先払いは
意識していきたいですね^^