こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
3月は大企業は
決算時期になりますが、
最近、40歳前後で
大企業を退職して、
新たな道として、
訪問鍼灸マッサージという
分野での独立起業を
考えている人からの
相談が増えてきています。
おそらく大企業が兼業解禁の
流れにあることや、在宅ワークや
時間裁量性などの変化も背景に
あると思います。
かつて、サラリーマンといえば
「安定の象徴」と
言われたものでしたが、
今やそれも過去のものに
なってしまったようです。
ただ、今までは安定して
月収40万円の給料と
夏と冬にはボーナスが
支給されていましたが
それが無くなってしまい、
ゼロからのスタートとなると、
「将来に対して不安を感じる」
部分も大きいと思います。
なぜ、
「将来に対して不安を感じる」
かというと
自分の未来が見えないからです。
でも、自分の未来が
見えないってことは
反面「期待」も
あると思うんですよね^^
実は、「先が見える」ことのほうが、
見えない以上に不安なものです。
例えば、サラリーマンとして
会社に新卒入社し、
最初は社会の常識や
仕事の内容など
右も左も分からないような
状況で、最初は
追いつくのに必死になります。
しかし、10年、
20年と経過すると
仕事にも余裕が出てきて、
周囲が見えるようになります。
サラリーマンを20年経験して
42歳になっていた場合、
「10年後、
自分が52歳になるとこの
上司みたいな感じかな…」
「多分、年収はこれくらいだな。
娘の教育費払えるかな…」
といったことが見えてきます。
自分の将来をその
モデルとなる人と重ね合わせた時に、
ある意味、未来はすでに
見えているワケです。
もちろん、自分自身の努力次第で
未来は切り開いていけますので、
「自分が必ずしも
そうなるとは限らない」
ということもあり得るでしょう。
けれど、同じ会社に勤めて
同じ人事制度、
同じキャリア制度の中で
今いる道を歩き続けていれば、
いずれそれは現実のものとなる
可能性が極めて高いでしょう。
「狂気とは即ち、同じことを
繰り返し行い、違う結果を
期待するこ
という名言があるように、
もし、心の底から
「自分はそうはなりたくない」と
思うのであれば
違う道を行くしかありません。
僕が現在、こうして
独立起業を果たすことができたのも、
意図的に歩いている道を
変更したからです。
独立起業して
10年以上経過しましたが、
今も、自分の将来は
わかりません^^
そもそも、大企業の
サラリーマンではありませんので、
10年後、20年後を
予想するのは困難です。
けれど、10年後、
20年後が見えないからこそ、
明るい未来にするために
試行錯誤して
色々な施策を打ったりしています。
だから、未来が見えないから
不安というよりも、
見えない未来に
ワクワクしています^^
「先が見えない」ということは、
裏を返せば
「それだけ可能性がある」
っていうことですからね。