最終出勤日のケアマネさんが異動

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

3月はケアマネさんの
異動がある時期です。

3/31が最終出勤日となり
4月以降は別の職場に
異動するというケースもあります。

先日、当協会の事務所に
ケアマネさんの異動によって
ピンチになってしまったという
ご相談がありました。

 Original Message

今まで、老人ホームで
6名の患者さんを施術していた。

しかし、お世話になっていた
ケアマネさんが異動されて、
新しいケアマネさんが
3月以降は、
自分が懇意にしている
訪問マッサージ会社さんに
老人ホーム内の訪問治療を
お願いすることになったとのこと。

既に、新しく同意書も取得されて、
新しい鍼灸マッサージ師さんが
施術に入ってしまっているので、
自分は実質的に契約解除
のような形になってしまった。

一般的には、
”そんな急な展開はありえない!”
と思っていますが、
どのように対応したら良いでしょうか?

 End of Message

「どのように対応したら
 良いでしょうか?」

と言われても、患者さん、施術者、
施設担当者と話し合って
貰うしかありませんと
回答させて頂きましたが、
”それはありえない!”と思う事は、
案外良く起こります。

ケアマネが変わったり、
担当を外されたり、
ということは、
想定の範囲内として
受け止めなくてはなりません。

今回、このような状況になったのは
全て自分の責任であると
受け止めるのは当然ですが、
何が根本的な
問題だったかと言うと、
その先生が、
1つの介護施設、1人のケアマネさんに
依存していたところです。

訪問マッサージ・訪問鍼灸の
経営に置いて、「1」は
最悪の数字と言われています。

例えば、こんな状況って
とっても危険だと思いませんか?

「紹介を頂くケアマネさんが1人だけ」

そのケアマネさんが
 退職したらどうするのでしょうか?

「施術する場所が特定の
 介護施設1か所だけ」

その介護施設が廃業したら
 どうするのでしょうか?

このように、
訪問マッサージ・訪問鍼灸の
経営において「1」という数字は
非常に危険な数字です。

もし、あなたの治療院が
上記のような理由によって
収入源が絶たれてしまう可能性は
ありませんでしょうか?

あなたの治療院にも
きっと「1」という
危険な数字があると思います。

1より2、2より3
と言う風に、「1」という
数字に依存しない
体制を取って行くと、
治療院経営においての不安から
少しは解消されるはずです!