こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
鍼灸マッサージ業界において、
20代や30代前半の
若手の施術者は
以前に比べて独立開業思考が
少なくなってきた
と言われています。
「独立開業で
1000万だ!イェ~~い!」
というよりも、
社会性があり
やりがいがある仕事が出来れば
それで満足する傾向にあります。
なので、独立開業するよりも
良い治療院に
就職したいという方も
増えています。
そんな若手の施術者ですが、
承認に飢えている
と言われています。
承認されないことが原因で
退職する場合もあるようです。
せっかく入社してもらったのに
短期間で辞められてしまっては
勿体ないです。
院長も期待を寄せて採用し、
周りのスタッフも
少しはラクになれる
と思っていたのに、
すぐに辞められてしまっては
不満の原因になります。
そして、その不満の矛先は
院長に向けられるように
なります。
これでは、悪循環です。
院内の組織も
うまく機能しなくなるでしょう。
このような状態を
防ぐ方法の1つが、
若手の施術者を
承認するということです。
人間は、他人から認められたい、
という欲求があります。
自分がしたことを褒められたり、
認められていると感じれば、
モチベーションになります。
自分が人の役に立っているのが
嬉しいし、「またやってやろう」
という気持ちにもなります。
仕事をしていると、
相手を褒めたり、認めてあげる
ということを、つい忘れがちに
なるときもあるでしょう。
なぜなら、
施術業務、集客業務、レセプト業務と
普段の仕事が忙しくて
そこまで意識が
向かなくなるからです。
ですが、ほんの少しの声掛けで
その後の仕事がより
スムーズになる
というのはよくあります。
特に、最近の若者は、
SNSで「
いいね!」とすぐに反応が
返ってくることが
当たり前の環境の中で過ごしています。
自分の投稿に
すぐに「いいね」が付かないと
不安で不安で仕方なくなります。
なので、SNS同様に
若手の施術者が成果を出したら、
「その場」で「すぐに」
いいね!と
褒めてあげることが重要です。
一週間経った後に、
「先週やってたアレ、良かったね!」
言われても、
時間が経ちすぎていて
ピンとこないでしょう。
誰だってすぐに
褒められれば嬉しいですし、
直接、言われると
より嬉しくなります。
そして、その時の嬉しい
という気持ちが、
次への
モチベーションになります。
最近の若手の施術者は、
承認されない
ということが原因で
会社を辞める場合があります。
それでは、お互いにとって
良くありません。
せっかく採用した人が
短期で辞めないためにも、
なるべく、その場ですぐに
褒めてあげるということを
意識してやっていきたいですね!