「月収200万」幸福と成功の探求

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

今日は、これから
訪問鍼灸マッサージ事業を
始めたいと考えている方との
個別相談会を行っていました。

今日は5人の方と
面談をさせていただいたのですが、
その中で、
「訪問マッサージ事業で
 月収200くらい稼ぎたい!」
と意気揚々と
おっしゃった方がいました^^

確かに、月収200あれば、
たいていのものは買えますし、
値札を見なくても買い物が
出来るようになるでしょう。

そもそも、月収200あっても
毎月すべてを使い切るのは
かなり難しいはずです。

月収200が高い・低いは
それぞれの捉え方で
違うと思いますが
僕たちがお金を稼ぐ理由は、
「比較」って部分が
大きいですよね。

例えば、、、

・自分はアイツよりも稼いでいる

・俺の方が彼より年収が高い

・会社の売上規模はウチの方が大きい

・自分はサラリーマンの
 平均年収409円より稼いでいる

・私は、女性の平均293円より
 稼いでいるわ

・マッサージ業界の平均よりは
 稼いでいる

・新卒の方では稼いでいる方だ

・30代前半の中では
 年収は高い方だ

などなど。

他社と比較して
年収をどんどん上げようというのは
全然、悪いことではないです。

ただ、

「収入と幸福度は
 一定の金額までしか連動しない」

このことを証明するようなことが、
統計データもあります。

もちろん、人によって
多少のばらつきがありますが
年収600円(月収50)を境に、
それ以上年収が増えても
幸福度は上がらない
という結果です。

まぁ、月50程度あれば
普通に生活する分には十分ですし、
人生の目的無しに収入が増えても、
幸福度は上がらないということです。

ただ、このブログを
読んでいる方は
サラリーマンではなく、
起業家(社長)や
個人事業主が多いので、
年収600円では、
まったく基準に
満たないという方もいるでしょう。

しかし、

年収が1000 → 3000

年収が3000 → 5000

年収が5000 → 1億円

になっても、
人生の満足度、
幸福感はそんなに上がりません。

確かに、

軽自動車 → ポルシェ

300円の牛丼 → 高級フレンチ

1泊5000円のホテル→
1泊10のリッツカールトンホテル

と、良い車や料理やホテルを
体験することが出来ます。

でも、
毎日ポルシェ、
毎日高級フレンチ、
毎日リッツカールトン、
は、流石に飽きます・・。

これらは全て一時的な事で
「快感」ではあるかもしれないが、
「満足」や「充実」、
いわゆる幸福感を
上げるものではありません。

むしろ、

・高校時代の部活で元旦以外の
 364日は練習漬けで頑張った

・独立当初に貯金残高が
 ほぼゼロの状況を切り抜けた

など、お金はなくて
貧乏で頑張ってた頃の方が、
充実して幸せだった、、、
なんて事はよくある話です。

ただ、誤解しないで欲しいのは、

「もう、これ以上
 お金なんて稼ぐ必要ないよ」

「お金持ちは、幸福ではないよ」

「今の月収で満足しなきゃいけない」

という事を
言っているのではありません。

なんだかんだで、
お金は重要です。

特に事業を
行っている人にとっては
お金(キャッシュ)は超重要です。

お金が沢山あれば
やりたいことも広がるし、
家族を守ることも出来るし、
社会的弱者と言われる人とを
救う事も出来ます。

特に独立開業当初の頃は、
「お金を稼ぐこと」のみに
フォーカスして、
とにかくお金を稼ぐ!
この事だけを念頭に置いて
頑張るのが正しいです。

しかし、ある程度の
お金が稼げるようになり、
会社も大きくなって、
スタッフも増えて、

「○○さんって、
 凄く成功しましたね!」

なんて言われるようになる目安が、
月収200程度」の
ラインだと言われています。

この月収水準に来たときに、
上には上がいるという事に気づき、
場合によっては、比較競争に
巻き込まれる危険性があります。

泥沼の
月収200にならない為に
何が必要なのか?

それは、

「自分が他社に対して
 出来る貢献はなにか?」

を考えることです。

これを基本ベースにすれば、
泥沼の比較の競争に
巻き込まれる事はありません。

ヒトは貢献することで、
最高の自己重要感をもたらしてくれます。

マズローの5段階欲求の
自己実現欲求を満たしてくれます。

貢献することで自己を満たし、
更にその先の「他者実現」を
満たしていくことにも繋がります。

そうなると、
隣の人の年収なんて
気にならなくなるでしょう^^