こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
息子「もう1回やりたい~~~(><)」
藤井「もう1回?
もう今日は止めとこうよ」
アキト「やだ~~!イクラと納豆巻き
食べてもう一回やる~」
藤井「わかったよ・・・
(あと5皿注文するのか・・・)」
先日、くら寿司という
回転寿司店に
行ってきた時の
息子とのやり取りです。
くら寿司さんは、近畿と首都圏に
チェーン展開している
お寿司屋さんなのですが、
お寿司の味は置いといて、
うちの息子と同様に
「ビッくらポン」というゲームに
ハマってしまう子供が
増えているようです。
一般的な
回転寿司のお店であれば
お寿司を食べれば食べるほどお皿が
積み上がっていくのですが、
くら寿司はテーブルの
横に穴が開いており、
そこでお皿を落とす仕組みに
なっていました。
5皿単位で1回、
「ビッくらポン」という
ゲームに挑戦できるので、
どうしても食べ終えるお皿の
枚数は5の倍数になりがちです。
家族3人で23皿で、
お腹も満腹で
終わりにしてもいいのですが、
デザートやジュースなどの
余計なものを2皿追加して
最後に「ビッくらポン」を
やって終わるという流れになります。
他の子供連れの家族も
同様なことをやっており
「ビッくらポン」目当てで来店する
子供たちが多いのが
特徴な回転寿司屋さんです。
この、くら寿司さんですが、
「ビッくらポン」があるから
子供が多いんだろうな!と
思っていました。
しかし、後で分かったのですが、
くら寿司さんは、意図的に
近所に「小学校」がある場所を選んで、
新店舗の立地条件にして、
チェーン展開しているとのことでした。
実際僕は、東京の環状7号線という
大きな道路沿いにある
足立青井店に
行くことが多いのですが
(東京都足立区青井5丁目8-10)
そこの周辺には徒歩圏内に
栗島小学校
東栗原小学校
平野小学校
加平小学校
東加平小学校
と5つの小学校があります。
おそらくあなたの
自宅の近くにある
くら寿司さんの近くにも
小学校があると思います。
そしてここがポイントなのですが、
子供はお寿司が好きだから、
安いお寿司を
出せば良いというのでは
ダメなんです。
つまり「需要」がある場所に店舗を構え
そのターゲットに対して
「提供」するだけではなく
購買意欲をそそる仕組みを
「供給」することが、くら寿司さんの
売れる秘訣なんですね。
これは、訪問マッサージにおいても
同様です。
まずは見込み患者さんが
集まっている場所を捉えて(需要)
そこを自分の治療院の
営業拠点の中心にする。
例えば、地元の市役所などに行けば
どこの町内に65歳以上の
高齢者の男女が
何人位住んでいるのかという
データを手に入れることが出来ます。
見込み患者さんに、
「あなたの治療院にお願いしたい」という
購買意欲を促す
仕組みに導くことができれば
おのずと繁盛していくでしょう。
今売れているものには
必ず理由があります。
訪問マッサージ、訪問鍼灸の業界も、
サービス単体で勝負する時代は
終わりつつあります。
「需要の見込まれる市場」において
単に提供するだけではなく
「購買意欲をそそる供給」をすれば
あなたの治療院の売上が
上がるのは間違いありません。