こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
つい先日のある日の午後、
協会事務室に1本の
電話が掛かってきました・・・。
この電話は、
後に1250万にもなる
大型案件だったのですが、
この案件を「スルリ」と
逃してしまった
先生の実況中継を再現します。
水曜日の14:33分
「プルルルルルルルルゥゥゥゥ~~~!」
協会事務スタッフ(以下、スタッフ)
「お電話ありがとうございます!
日本訪問マッサージ協会でございます。」
地方都市の介護施設の
施設長(以下、施設長)
「あの、協会のホームページを見て
お電話しました。
実は、私たちの施設では
約60人の入居者がおります。
その中で、25人の入居者の方が
訪問マッサージを
お願いしておりました。
しかし、今月末で、
現在ご対応いただいている
訪問マッサージの業者さんが
来れなくなるので
引き継いで頂ける治療院さんを
探しておりますが
いらっしゃいますか?」
スタッフ
「お問い合わせありがとうございます。
○○市でしたら、
当協会にご登録頂いている
治療院がいくつかございますので
ご紹介は可能でございます。
このままお探しいたしましょうか?」
施設長
「是非、お願いいたします。」
スタッフ
「分かりました。
それでは、地元の
治療院さんに対応可能かどうか
確認を取ります。
確認が取れ次第、折り返しお電話させて
頂きます。」
(一旦、ガチャ!)
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※数分後、
○○市内で訪問マッサージの
活動をしているA先生に
対応可能かどうかの確認の電話。
A先生は、開業8年。
鍼灸とマッサージの資格を持ち、
介護施設でのリハビリ経験もあり。
藤井のセミナーにも
何度も参加して頂き、
良く知っている信頼できる先生です。
スタッフ
「いつも大変お世話になっております。
日本訪問マッサージ協会の
事務スタッフです。
○○市の介護施設で25名の利用者さんの
訪問マッサージの
ご依頼が入ったのですが、
ご対応可能でしょうか?」
鍼灸マッサージ師A先生
「○○市でしたら、
問題ありません。
是非、ご紹介ください。」
スタッフ
「ご対応ありがとうございます。
そうしましたら先方の
介護施設の施設長さんに
連絡を取りますので
今しばらくお待ちください」
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※数分後、
施設長さんに、
A先生をご紹介する電話。
スタッフ
「こちら日本訪問マッサージ協会ですが、
25名の利用者さんの
訪問マッサージに対応できる
治療院さんをご紹介できますので
ご連絡いたしました」
施設長
「ありがとうございます!
良かったです^^
どういった治療院さんでしょうか?」
スタッフ
「A先生と言いまして、
施設でのリハビリ経験もあり、
距離的にも近いので
安心してお任せ出来ると思います」
施設長
「そうですか。ありがとうございます。
それでは、A先生の
治療院のホームページの
URLを教えていただけますか?」
・
・
・
・
・
(スルリ)
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・
・
スタッフ
「えっ・・・・。えっと、、
A先生なのですが、
特にホームページなどは
お持ちにならずに
活動しておりまして、、、。」
(アタフタ・・・(汗))
施設長
「え、、、ホームページが無いんですか?
そうですか、それは困りました・・・。
こちらとしても
利用者さんのご家族に
どんな治療院に
訪問マッサージをお願いするかを
説明する時に、
ホームページが
無いと困るんですよ・・・。
A先生の他に近隣で
ホームページをお持ちの
治療院さんはございますか?」
スタッフ
「あっ、、はい、、、
分かりました。
他にも近隣の治療院さんで
ご紹介できるところがありますので、
確認が取れ次第、
再度ご連絡いたします」
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※数分後、
○○市内
で訪問マッサージの活動をしている
B先生に対応可能かどうかの
確認の電話。
B先生は、
開業2か月目の新米先生。
技術的には未熟な部分があるが、
誠実な対応をする先生。
スタッフ
「いつも大変お世話になっております。
日本訪問マッサージ協会の
事務スタッフです。
○○市の介護施設で
25名の利用者さんの
訪問マッサージの
ご依頼が入ったのですが、
ご対応可能でしょうか?」
B先生
「○○市の施設で
25名の患者さんですか???
開業2ヶ月目で、患者さんも
2人しかいませんので
余裕で対応できます。
是非、ご紹介ください。」
スタッフ
「ご対応ありがとうございます。
確認ですが、B先生は
ホームページはお持ちですよね?」
B先生
「はい、持っています!
B訪問マッサージで検索すれば
表示されると思います」
スタッフ
「ありがとうございます。
そうしましたら先方の
介護施設の施設長さんに
連絡を取りますので
今しばらくお待ちください」
====================
※数分後、
施設長さんに、
B先生をご紹介する電話。
スタッフ
「こちら日本訪問マッサージ協会ですが、
25名の利用者さんの
訪問マッサージに対応できる
治療院さんをご紹介できますので
ご連絡いたしました。」
施設長
「ありがとうございます!
良かったです^^
ホームページをお持ちの
治療院さんでしょうか?」
スタッフ
「はい、B先生と言いまして、
お若いですが誠実な先生なので
安心してお任せ出来ると思います」
施設長
「そうですか!
ありがとうございます。
それでは、B先生の
治療院のホームページの
URLを教えていただけますか?」
・
・
・
・
・
(ガッチリ掴んだ!)
・
・
・
・
・
スタッフ
「はい。B先生の治療院のホームページは、
http://www.bbbbb.netになります。
インターネットで
「B訪問マッサージ」か
「○○市 訪問マッサージ」
で検索していただくと
1ページ目に表示されると
思いますのでご確認ください」
施設長
「ありがとうございます。
いま、B訪問マッサージで
検索してみますね。
・
・
・
ホームページ見れました!
若くて誠実そうな先生ですね。
是非、訪問マッサージを
お願いできればと思います。」
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数日後、介護施設の担当ドクターより、
B先生宛てに25通の同意書が発行され、
スムーズに保険治療が開始できたと、
ご報告がありました。
結果としてB先生は、
開業2か月目で
25名の患者さんと
月商70万円という
成果を手に入れることが出来ました。
■ホームページが有るか、無いか?
当協会でご紹介する
全国の患者さんの
LTV(生涯顧客価値)は、
3500円(単価)×8回(月間)×
18カ月(継続月数)
となっており、
約50万円が平均です。
協会としても、本当は
A先生にご紹介したかったのですが、
A先生はホームページが無いことで、
50万円の患者さんを25人を
B先生に奪われてしまう形と
なってしまいました。
今回は、介護施設で一度に
25人の患者さんのご紹介という
大型案件でしたが、
個人宅でも同様のケースは
多数起きております。
訪問マッサージ、訪問鍼灸の場合、
「1紹介」→
「2ホームページで確認」→
「3依頼」
という流れが鉄板です。
例え、ケアマネ営業だったり、
チラシからの集客だったとしても
「2ホームページの確認」は
必ず行われるものです。
「2ホームページの確認」が
出来ない治療院は
当然ながら正式な依頼には
繋がりにくい訳です。
■世の中、HPが無い
訪問マッサージ院が多すぎる、、、
店舗もない、看板もないで、
営業しているかどうかも分からない
訪問マッサージ、
訪問鍼灸の治療院なので、
最低限ホームページくらいは
用意すべきところですが、
それさえ用意できない治療院が
多すぎる現状があります。
先日、日本訪問マッサージ協会の
4月度入会者を募集して、
新規会員さんの
ホームページチェックをしたところ、
ホームページを
持っている治療院は
30%未満でした。
日本訪問マッサージ協会に入会して
頑張っていこうという
意識の高い先生たちでも
70%以上がホームページを
お持ちでないのです。
でも、普通に考えて
ホームページが無いと今の時代、
不安じゃないですか?
だってわけのわからない治療院には
お願いしたくないですし、
いくらケアマネさんに紹介されても
不安ですよね。
見たこともない人に
家に上がってもらうのも、
自分の体を触られるのも。
また治療院側からみても、
初回の治療の前に、1度でも
ホームページを通して
自分の履歴や顔を見てもらった
患者さんに対して
施術するわけですから、
治療もやりやすく、
治療効果もアップするし、
基礎的な説明も省けますよね。
もし、あなたがHPを持っていない、
または持っていたとしても
素人丸出しのショボイHPの場合は
ライバル院に相当数の患者さんを
奪われている可能性が高いです。
店舗もない、看板もない
訪問マッサージ、訪問鍼灸の
治療院さんは、ホームページに
ついては最低限投資すべき
ポイントです。
患者さんに不快な思いを
させないように
清潔な白衣を着る
マナーと同じように、
患者さんに不安な思いを
持たせないように、
最低限のデザイン性を備えた
ホームページを持つことは
マナーです。