自宅を飛び出せ!

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

今回のテーマは、

「脱!出張専門開業」

です。

国家資格をお持ちの方が
訪問鍼灸マッサージ事業で
独立開業する際には、
治療院も不要、
法人も不要、
オフィスも不要でもOKです!

ですから、
自宅の住所を登録拠点として
活動している方がとても多いです。

手ぬぐい1枚、
または携帯できる鍼灸セットが
あればスタートできますし、
その他にもパソコン1台とケータイ1台、
あとは移動手段
(自転車、バイクなど)があれば
問題ないので、事務所を借りる必要もなく、
自宅兼出張専門治療院として
活動することが可能です。

スタート時に初期費用が必要なく、
一度患者さんの
施術がスタートすれば
ずっと継続して
売り上げが続くのが
最大のメリットであります。

しかし、僕の経験から言うと、
家族がいる人や子供がいる人は、
自宅と治療院(事務所)は
分けておいた方が良いです。

というのも家族が住んでいると、
何かしら用事を頼まれたり、
子供がパソコンにジュースをこぼしたり、
奥さんから、韓流やジャニーズや
新ドラマなどについて
話しかけられたりします。

そうすると、作業を
中断しないといけなくなるので、
集中できなくなりますし、
仕事空間とプライベート空間が
隣り合わせとなっている状況では
自分の中での
スイッチの切り替えも大変です。

そのため、出張専門でも
開業できるんだから、
事務所なんて必要なかったとしても、
敢えて、賃貸して
そこで作業をすることをお勧めします。

その場所ですが、

「6.6平方メートル以上の
 専用の施術室、
 3.3平方メートル以上の待合室」

のスペースが
確保できるお部屋で、
治療院の開設登録が出来ると
ベターですね。

よく、

「稼いだら、事務所を借ります」

「軌道に乗ったら、
 事務所を借ります」

「人を雇う際に、事務所を借ります」

と言う人がいますが
環境への投資は
優先した方がいいので、
環境投資のために
安くて小さい事務所を
借りて分けておくことが大切ですね。

また、いずれのタイミング
(目安として月収60万)で
施術者なり事務員なりを
雇うことになると思いますが、
その時に自宅
働いてもらうことは厳しいので、
彼らが作業できるスペースも
確保できるような
準備をしておくといいですね。

作業の効率化や
組織展開を考えた時に、
事務所への投資は安いものです^^