訪問鍼灸の営業は打率よりも打席数

こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

博多に来ており、
昨日は九州エリアの鍼灸師さんたちと
交流会をしておりました。

飲み会中の話題の一つに
どうやって営業活動を
しているのかという
話題で盛り上がりました。

突然ですが、「営業って聞いて、
どんなことをイメージしますか?

僕自身
この訪問マッサージ・訪問鍼灸
仕事をする前には、
営業経験など無かったので、
営業については、

・相手を納得させる営業トークが必要

・スーツをビシッと着こなして面談する

・とにかく上手にしゃべらなければならない

・会話が途切れないようするトーク力が必要

といった、妄想を持っていました。

しかし、これらの考え方は、
基本的には間違っています。

実際にケアマネ営業
結果を出している
鍼灸マッサージ師の中にはそういった
営業テクニック」
などはほとんどなく、
、健康保険適用の
訪問マッサージ、訪問鍼灸についての
知識さえ乏しいと
思われるような方いらっしゃいました。

ただ、何故か”根拠のない自信”が
ありそうで、
バカの一つ覚えのように、
地域のケアマネ事業所に対して、
定期的に実際に会うことで、
新規患者さんの紹介に繋げているのです。

そういった光景を実際にみると、
「ケアマネ営業テクニックを磨けば
 新規契約が取れる」という思い込みは
100%間違いであると気付くはずです。

ちろん、営業力をつければ
成約率は高まるかと思うのですが、
いくら成約率が高まったからと言って、
実際にケアマネさんに
お会いできなければ
成約には至らないということは
当然のことです。

これは野球に例えたら、
いくら打率が高くて打席
入ってバットを
振れなければヒットは
打てないのと同じことなのです。

例えば、プロ野球の世界で
打率4割の超一流打者で
10回の打席では、4本の
ヒットしか打つことが出来ません。

しかし、打率2割の平凡な打者で
100回の打席に立てば
20本のヒットを
打つことが出来るのです。

営業の面談件打席)は自分が
淡々と行動を続けていけば
いくらで増やすことができるので、
営業テクニックを
磨いて打率(成約率)を上げるより
打席(対面件)を
増やした方が実際の
結果はよくなります。

(参考動画)営業打率より打席(6分)