自分の資格をどう定義するか!?

こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

以前に金森重樹さんに
お会いしたことがあります。

約10年前
書籍やビデオ教材などを通して
知っていましたが、
生でお会いするのは
その時が初めてでした。

金森重樹さんって誰っていう方は、
「ふるさと納税の金森さん」と言えば、
テレビや雑誌で
目にしたことがある人も多いでしょう。

彼は、マーケティングの
プロフェッショナルとして、
ダンケネディやジェイエイブラハムの
書籍の監修なども手掛けています。

僕が金森重樹さんという
存在を知ったのは、
独立開業した当時の
2005年ころだったと思います。

当時、僕は治療院経営の勉強をする中で、
行政書士業界のビジネスモデルを
研究していました。

その中で、
「この人は、完全に異質な人だ」
思ったのが金森さんでした。

経歴を見ると、東京大学の法学部を
卒業したと書いてあります。

東大法学部卒だったら、普通は
弁護士になるんじゃないの
弁護士試験に落ちて、行政書士に
なった、落ちこぼれの人なの
思っていました。

とんでもありませんでした・・・。
なぜ、行政書士になったは、
金森さんの「お金の味」という書籍に
詳細が書れていますので、
興味がある方は読んでみてください。
(「この本にはお金の怖さと
 可能性がすべて凝縮されています」)

金森さんは、
低収入が当たり前と言われる
行政書士の立場ら大きくビジネスを拡大し、
今では、
自らがオーナーを務める企業グループの
年商は100億円にも
する規模になっております。

僕が、金森重樹さん
多大な影響を受けた
一冊の本があります。
それが、
『超・営業法 「行政書士」
 開業初月ら100万円稼いだ』
という書籍です。

この本は、
行政書士のための営業の手法と
テクニックについて
語っている本なのですが、
経営者や起業家として
ビジネスをしていく人間にとっては、
絶対に読んでおくべき
必携のマーケティング書です。

この中で、特に響いたのが
P193ページ以降に書いてある、
「個人行政書士ら、
 組織としてのビジネスへ」
という部分で
「行政書士のネットワーク化」を
確立したという手法です。

金森さんも、個人の行政書士として
最初ら月に100万を超える
売り上げを達成したものの、
売上の壁にぶち当たって
悩んでいたと言います。

どういうことというと、
仕事はバンバンとれるのだが、
その業務に対応する時間が取れなくて
断るしないという
状況だったそうです。

そこで、考えたのが仕事は自分
FAXDMを駆使してバンバンとる
実務の業務については全国の
行政書士にやってもらって、
成果報酬の雇用形態で、
全国各地で行政書士を
ネットワーク化していくものです。

行政書士と同じように
個人の鍼灸マッサージ師も
売上の上限があるビジネスです。

1日10人の訪問施術をして、
毎日頑張っても
月に100万円がいっぱいいっぱいです。

もちろん、個人の鍼灸マッサージ師で
月商100万円は素晴らしいのですが、
個人のマンパワーでは、どうしても
100万を超えることが出来ません。

僕も2007年当時は、超売れっ子の
鍼灸マッサージ師でしたので、
仕事はバンバンとれるのに、
予約が一杯だらという理由で
断るのがとてもツラく、
また、とても
勿体ないと思っていました。

その解決策として、
最も参考になったのが、
『超・営業法』の
P193ページ以降に書いてある、
「個人行政書士ら、
 組織としてのビジネスへ」
という手法でした。

この手法を知ってら、
なり時間は掛りましたが、
現在、「全国の素晴らしい技術と
誠実な人柄を備えた
鍼灸マッサージ師さん」
と「全国各地の寝たきりや
歩行困難でお困りの高齢者の患者様」の
橋渡しをする
支援サービスが立ち上がりました。

この活動は、全国紙の産経新聞を始めとし、
サンデー毎日、
週刊新潮、高齢者住宅新聞など
多くのメディアらも評価されており、
今現在も、毎日毎日全国各地
数多くのご依頼を頂いており、
全国750院の鍼灸マッサージ師さんと
ネットワークを構築することが出来ました。

こういう仕組みが出来ると、
どんなに頑張っても
月商100万までという
売上の壁がなくなります。

理論的には750人全員の先生に
100万円分の
訪問マッサージ・訪問鍼灸の
仕事を紹介できれば、

750人×100万円=7.5億(月商)

年商に換算すると、
7.5億×12月=90億円(年商)

となります。

更に、鍼灸マッサージ師が
1000人、2000人と増えていけば、
年商120億、年商240億と、
それこそ、売上の上限と言う
概念そのものが無くなることも
無理な話ではありません。
(※あくまで、机上の卓論です)

ただ、これは理想像の妄想であり、
現実には様々な問題が生じるので、
こんなに上手くいくことは
ありません^^(実体験済)

金森さんは、
思考がぶっ飛んでいますし、
まさに怪物のような方なので、
そのまま、真似するのは難しいですが、
金森さんのこの書籍らは、
肩書きや資格にこだわることの
弊害を学びました。

鍼灸マッサージ師は、素晴らしい
国家資格ではありますが、
その資格に拘り過ぎてしまうと
思わぬ弊害にやられてしまいます。

なので、
「鍼灸マッサージ師の鈴木一郎です」
という資格を前面に出した肩書きよりも、

「鈴木一郎です、
 一応持っている資格としては、
 運転免許と
 鍼灸マッサージ師と書道2級な」

と、運転免許と書道2級の他にたまたま
鍼灸マッサージ師の資格も持っているよ、
程度の肩書きくらいで
ちょうどいいと思います^^

「鍼灸マッサージ師=現場で
 患者さんの痛みを取ってあげる職人」
というのではなく、
「鍼灸マッサージ師=
 現場の患者さんの悩み相談を受けて、
 事業展開していく
 ビジネスプロモーター」
という思考の転換が出来たら、
あなたの治療院ビジネスは
更に飛躍していくと思います^^