心に寄り添う声かけの秘訣

こんにちは。
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

ようやく、寒くなってきましたね。

これから、体調管理が
一層重要な時期になります。

訪問治療の現場でも、
患者さんとの接し方、
特にかけが体調に
大きな影響を与えることがあります。

今日は、
患者さんにり添い、
感を与えるかけについて
お伝えしたいなと思います。

皆さんご存じだと思いますが、
治療が始まる前や途中、
患者さんとの会話は
治療の一環としてとても大切ですよね。

特に高齢の患者さんや
体調が優れない方にとっては、
治療の前にリラックスできる
雰囲気を作ることが、
治療の効果を
高める一因となります。

「今日は寒いですね。
 暖かくして過ごしてくださいね。」

「少しお疲れではありませんか?
 無理せず、ゆっくり治療を
 進めていきますので、
 ご安ください。」

こういった言葉をかけることで、
患者さんはからリラックスでき、
治療に対する不安も軽減されます。

穏やかな言葉のトーンが、
感を与えることに繋がるのです。

また、患者さんが自分の体調を
きちんと伝えられるよう、
治療前に症状や体調を
細かく尋ねることも重要です。

これは、治療の質を高めるためだけでなく、
患者さんに
「自分の状態が理解されている」
感じてもらうためでもあります。

「最近、体調はいかがですか?」
「どこか痛いところや違和感はありますか?」

患者さんが安して
自分の状態を話せるように、
優しく、かつ具体的にかけましょう。

また、患者さんが
答えやすいように、
選択肢を与えることも有効です。

「今日は少し寒いですが、
 体調は大丈夫ですか?」
といった具合に、
体調面に焦点を当てたかけをすると、
患者さんは話しやすくなります。

なお、治療中も忘れずに
かけを行ってくださいね。

患者さんは治療の進行状況や
痛みの有無に
不安を感じることがあります。

治療の途中でこまめにかけ
患者さんがどう感じているかを
確認することが大切です。

「今、少し圧をかけていますが、
 大丈夫ですか?」
「痛みが強い場合は教えてくださいね。
 無理せず調整しますので。

このように、
患者さんに
配慮した言葉をかけることで、

治療に対する安感が生まれます。

そして、治療がスムーズに進むだけでなく、
患者さんの信頼も深まります。

治療後には、
患者さんの体調を気遣う
言葉をかけましょう。

特に寒い季節は体調が崩れやすいため、
治療後に体を冷やさないよう
配慮することが重要です。

「治療お疲れ様でした。
 今日は温かくして過ごしてくださいね。」
「少しお休みになって、
 また元気にお会いしましょう。」

こうしたかけは、
患者さんが安して
治療後の生活を送れるように
サポートするものです。

また、ポジティブな言葉で励ますことは、
患者さんにとっての支えにもなります。

寒い季節、体調管理が
一層重要なこの時期において、
訪問治療での「かけ」は患者さんの
感と信頼を築くために欠かせません。

治療の前後や途中での
適切なかけが、
患者さんの気持ちをリラックスさせ、
治療の効果をより引き出すでしょう。

皆さんもぜひ、
患者さんにり添った言葉をかけることで、
より良い治療とサポートを
提供していきましょう!

寒さに負けず、
健康で過ごせるよう
一緒に頑張りましょうね^^