「最強ばあちゃん」のYouTube動画

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

お正月に話題になっていた96歳の
YouTuber
「最強ばあちゃん」の動画を拝見しました。
https://www.youtube.com/@saikyo1928

登録者12万人を超えており、
畑仕事や家事を
こなすエネルギッシュな姿に、
僕自身も大きなパワーをもらいました。

特に印象的だったのは、
家族との触れ合いを楽しみながら、
YouTubeを通じて頭を使い続ける姿です。

まさに 「元気で長生きする秘訣」
 が詰まった生活だと感じました。

「最強ばあちゃん」の動画で感じたのは、
「孤立」を防ぐことが健康のカギ。

高齢者にとって、孤立は心身に
大きな影響を及ぼす問題です。

なぜならば、

・体を動かす機会が減る → 筋力の低下

・頭を使う機会が減る → 認知機能の低下

・会話が減る → 心の活力が失われる

といったことに繋がるからです。

しかし、「最強ばあちゃん」のように、
日常生活の中で
体と頭を使う機会を持つこと、
そして家族や周囲との
つながりを感じられる環境を作ることが
健康と長寿につながると言えるでしょう。

ひとり暮らしの高齢者が増えていることが
社会問題にもなっていますが、
訪問マッサージの現場では、
【体のケア】だけでなく
【心のケア】も重要です。

一人暮らしの高齢者が多い社会では、
訪問マッサージ師が
患者さんと会話をする時間が、
おじいちゃん、おばあちゃんにとって
貴重な交流の場になることも珍しくありません。

「最強ばあちゃん」の日常には、
大家族との触れ合いや活動を通じた
地域とのつながりがありました。

ただ、現代社会において
おじいちゃん、おばあちゃんが
同じように家族とずっと
交流を持つのが難しいのが現実です。

せめて、訪問マッサージを
受けている高齢者の方には、
週1回~3回程度の交流を持つことで、
地域のケアとして機能し、
患者さんを支えるだけでなく、
家族の代わりとなって
コミュニケーションをとることで、
少なからず役割を
果たせるのではないかと思います。

「最強ばあちゃん」は、
体を動かし、頭を使い、
家族や周囲とのつながりを楽しむことで、
まさに理想的な長寿の形を体現しています。

私たち訪問マッサージの仕事も、
患者さん一人ひとりが
そうした生活を送れるよう
サポートすることが目標です。

これからも体と心の両面で
患者さんを支えるケアを大切にし、
元気で長生きできる社会を
目指していきたいと思います。