突然の破産を防ぐ経営のコツ

こんにちは、
日本訪問マッサージ協会の藤井です。

さて1月と言えばこれから
受験シーズンを
迎える大事な時期ですが…。

最近ニュースでも取り上げられた
「大学受験予備校ニチガク」
突然の閉鎖について、
あなたもご覧になったかもしれません。

この出来事は、生徒さんや
そのご家族に大きな衝撃を与え、
困惑や不安を生んでいることでしょう。

とにかく時期が最悪です・・・。

せめて受験シーズンが終了した3月とか、
せめて、受験前最後の
夏の前(昨年6月頃)とかに
できなかったのでしょうか…。

受験のようなテストの場合、
残り1週間とか
残り3日とかになってくると
ジタバタしてもしょうがないので
あとは本番に
挑むだけの境地になりますが、
この1月上旬の時期だと、
本番まで期間があり、
最後の追い込みをかける時期なので
一番焦ったり不安に思ったりする
時期だと思います。

今回の予備校の破産のニュースを見て、
僕たちが提供している
訪問鍼灸マッサージのサービスも
「継続することの大切さ」について
考えさせられました。

訪問マッサージも、
多くの患者さまにとって
日々の生活を支える
大事な基盤となっているものです。

もし突然このサービスが
中断されてしまったら、
患者さまや
ご家族にどれほどの不安と
混乱を与えてしまうでしょうか…?

ニチガクさんは破産してしまいますが、
そうならない為には、
常にサービスを継続するために
必要な「財務の健全性」
意識する必要があります。

特にキャッシュ(現金)を
厚めに持つことで
予測できない状況や
経済の変動に備えることが出来ます。

資金に余裕を持つことで、
患者さまやご家族に
安定したサービスを
提供し続けることが可能になります。

また、共に働くスタッフにも
安心感を与えることが出来ます。

入金が2か月後に
入ってくる事業ですから
キャッシュフローを適切に管理しながら、
必要な設備や
スタッフ教育への投資を行い、
サービスの質を
高めていく必要があります。

治療院経営の安定は、
財務の安定が患者さまの
安心につながります

単に会社を
存続させるためだけではなく、
患者さまに対する
「安心」の基盤そのものです。

突然の閉鎖や
サービス中断が起こらないよう、
日々のしっかりとした
財務管理と事業運営が
何よりも重要だと思います。