こんにちは!
日本訪問マッサージ協会の藤井です。
最近、赤羽マガジンという
地域密着で地元の情報を
配信しているサイトの
編集長さんと仲良くさせて頂いています。
赤羽マガジンの中の
人気コンテンツの1つが、
「開店・閉店」情報コンテンツです。
最近の開店情報だと、
・王子駅前に
「やきとん居酒屋 松ちゃん」が
新オープンするみたい!
・十条銀座にガチャガチャ専門店
「カプセル楽局」が新オープンし
・駒込駅前に「駒込おとなこども歯科」が
新規開院したみたい!
など、弊社の女性スタッフも
赤羽マガジンで地元で新規オープンのお店の
情報を入手しているようです。
そんな女子スタッフたちから
最近よく耳にするのが、
「赤羽マガジン見た?
あの店、もう潰れたらしいよ…」
という声。
確かにこの数年で、
飲食店を中心にバタバタと
店じまいしているのをよく目にします。
それもそのはず、
物価高や人件費高騰の中で
ただでさえ厳しい競争の中で、
勝ち残るのは至難の業と思います。
けれど、ですよ。
そんな逆風の中でも、
いや、むしろ“逆風の中だからこそ”
しぶとく生き延びている、
ちょっと不思議な
お店があることに気づきませんか?
例えば、弊社があるJR山手線・駒込駅周辺。
ツタが絡みついていて、
今にも倒れそうな看板。
入り口の床は苔がむしていて、
ぱっと見た瞬間に
「ここ営業してるの!?」と思うような外観。
昼に通っても夜に通っても、
いつ見てもお客さんがゼロに近い…。
なのに、毎日必ずOPENしてる。
不思議ですよね?
でも、そんな
“潰れそうで潰れない”お店には、
ちゃんと生き残ってる理由があるんです。
まず、そこにあるのは、
経営者の情熱と“しぶとさ”。
派手さも洗練されたブランディングもない。
だけど、とにかく毎日、
真面目に淡々と、改善を繰り返している。
「昨日より1%でもよくする」
この考え方を毎日持っている人間が、
結果的に強いんです。
さらに、何よりも大きいのが“信頼”。
広告に頼らなくても、看板が無くても、
「あなたのお店じゃないとダメなんです!」
そんな言葉をかけてくれる
ファンが、ちゃんとついている。
華やかじゃない。派手でもない。
でも、その代わり、根強く、しぶとく、深く。
そんな信頼を築いているからこそ、
いざという時も
支えてくれる人がいるんです。
そして極めつけは、
“その店にしかない独特の空気感”。
これは言葉にするのが難しいですが、
行けばなんとなく居心地がよくて、
誰かに紹介したくなる。
要するに、
“代替がきかない存在”になっているんですよね。
こういうお店って、時代や流行に
左右されない強さを持っています。
だから、看板が剥がれ落ちても、
生き残る。
広告を打たなくても、お客さんが絶えない。
これ、実は訪問治療院にも
そっくりそのまま当てはまるんです。
目立たなくても、
ひっそりでも、真面目に淡々と、
“信頼”と“魅力”を育てていけば、
必ず続いていく。
僕も、まさにそんなスタイルで
2005年からやってきました。
気が付いたら創業して
20年やっているわけです。
看板なし。マンションの
12階の一室の小さな治療院。
それでも、固定のファンがいて
月商100万円を
切ったことはほとんどありません。
どうやって?
それは、ホームページと“信頼関係”です。
患者さんやご家族が
「ここなら安心」と思ってくれる。
たったそれだけで、
広告に頼らなくても仕事は回ります。
だからこそ、これから
独立を考えている方には、
絶対に言いたい。
小手先のマーケティングよりも、
“信頼関係”を築くことに
意識を置いてください。
そして、あなたにしか
出せない“味”をつくってください。
それがあれば、
たとえ看板がボロボロでも、
看板が無くても潰れない運営が出来ます。